新領域の世界、価値観の融合と衝突
皆さんはRPGのゲームをしたことはありますか?
ゲームを進めていくと、色んなダンジョンを攻略していきます。
その過程で、今まで見たことのないような世界を目にすることでしょう。
自分が新しい世界に踏む込む時、
環境が変わって自分の居場所が変化するとき、
今まで住んでいた世界が大きく一変することでしょう。
それに感じる期待と不安、
時にはその環境に押しつぶされてしまうときもある。
価値観とは、自分にとっての成長を促すものと、自分を不安にさせる両方の側面を持っています。
今回は、自分が新しい価値観の世界に触れた時に、何をするべきなのかを精査していきましょう。
新たな価値観はRPGの新境地
皆さんは、小学校、中学校、高校、大学、社会人と色んなステージで生きてきました。
そして、上京をして、場所が変わることで新しい環境に身を投じることもあります。
僕たちが生まれた最初の土地を「初めの地」とすると、そこから瞬く間に新しい世界、環境、そして価値観があなたの目の前に現れます。
僕は高校卒業まで田舎で育ってきたため、東京などの都会の世界に触れる機会がほとんどありませんでした。
大学に入って都内私立の大学に進学するために東京近郊に引っ越し、そこで僕は自分の目を疑いました。
「なんだこの近未来的な世界は、、、、」
そう、僕は東京の圧倒的な都会感に驚愕を覚えたのです。
環境が変わり、今までの常識は全く通用しない。
電車の数も違うし、中学生からメイクをしている女子たちも当たり前に存在している。
見るもの全てが真新しかったのです。
ここで学ぶべきポイントは、
自分が見てきた世界が変わった時、その人の価値観もそれに準じて変化していく
という点です。
周りの「普通」は、のちに自分の体を次第に順応させ、自分にとっての価値観はその土地の「普通」へと近づいていきます。
新たな価値観を手に入れるというのは、自分にとっての普通の概念を大きく覆して行く。
「若い子には旅をさせよ」という諺があるように、
自分にとっての価値観を大きく変化させて行くことによって、自分にとって普通だった世界線を大幅に成長させることができるんです。
RPGのゲームで新たな世界に飛び込み、新しいアイテムを手に入れ、仲間を増やし、自分のレベルを上げて行く。
この仕組みが、私たちにとっての、普通の概念の超越だと感じています。
価値観の付与だけが成長ではない
またゲームの例えで恐縮ですが、
RPGのゲームでダンジョンを攻略して行くときに、必ず現れるものがあります。
そう、敵の存在です。
自分がレベルアップして行くとともに、それに応じたレベルの相手が必ずと言ってもいいほど立ちはだかります。
これが、自分が超えるべき壁なのです。
現実世界でも根本は同じです。
たとえ敵の存在が人間でなくても、自分に与えられた試練や、新しい価値観を持った集団。
それによって今まで自分が積み上げてきたものが通用しなくなってくることもあり得ます。
価値観を新しく与えられたときに、自分が大きく成長できる相手もであると同時に、自分の存在かちを揺るがす敵対の存在でもあるんです。
だからこそ、簡単にその価値観に飲まれるということはできないし、今までの自分の価値観を否定することは自分を欺いているような感覚にもなります。
なかなか新しい環境に馴染めない理由はここにあるのではないでしょうか。
仲間にするか、敵を倒すか
これは難しいところですが、
新価値観を受け入れたい時と受け入れ難い時の両方が存在しますよね。
自分にとって、この価値観は成長を促してくれるのかどうか。
実際にどうやってその選別をすればいいのでしょう。
僕の一つの解決策としては、
一度全て受け入れてみることです。
ただし期間は3日までと決めておく。
その価値観を受け入れて3日経ってもその価値観に納得できないのであればその場から静かに離れてみましょう。
いくらその価値観が大きな影響を与えるものであっても、自分に馴染めないのであれば撤退するのも一つの方法かと思います。
ゲームの選択肢でも「逃げる」というコマンドが必ず存在しているのもその理由です。
一旦試しに入れてて、3日経っても無理だなと判断したら無理に自分を集団に合わせる必要はありません。
まずは自分のケアが大切です。
終わりに
価値観を手に入れるというのは、
「新しいダンジョンに足を踏み入れること」
新たに手に入れる成長もあれば、それによる衝突もある。
それを自分の力で取捨選択していく必要があります。
今の時代、自分で職業を選べ、転職も主流な時代にシフトしてきました。
自由度が増えてきているからこそ、自分で判断しなくてはなりません。
私たちの住む世界は、夢の可能性を持っているRPGです。
そしてそのフィールド上に僕は存在している。
その経験を生かすのも殺すのも自分です。
これから楽しい「価値観」という冒険に出かけて見ませんか?
パニック症状が起きました。
みなさまおひさしぶりです。
ここしばらくブログの方をお休みしていました。
理由はタイトルにある通り、一種の「パニック症状」の発作が出てしまい、ブログに集中することはおろか、不安と苦しみで寝ることもできませんでした。
今回は、僕がパニック症状が起きてしまった経緯をお話しします。
発端は虫歯
今まで永久歯になってから虫歯になったことがなかった僕にとって、
虫歯に初めてかかったことは正直ものすごくショックでした。
歯医者に何回か通うことになり、その度に自分の足取りが重くなっていきました。
経験者はわかると思いますが、虫歯による治療は誰もが嫌がるあの音と器具、しかもアメリカで治療をするので治療代が半端なくかかる始末。
「ああ僕はなんてことをしてしまったんだ、、、」
その時はただ自分を責めることしかできませんでした。
歯磨きは定期的にしていたものの、アメリカにくる前にしっかり検診しておけばよかった。半年に一回くらい虫歯がないかチェックしておくべきだったと大いに反省しました。
その歯医者に向かう過度のストレスと、自責の念で、さらなる二次被害を引き起こします。
下腹部が痛む・のどが締まる・胸が締め付けられる・動悸
そのストレスがかかってから、さらなる悲劇が襲います。
最初は下腹部あたりが何か重く感じる感覚を覚えました。
腸が痛むというより股下に違和感を覚える感じ。
謎に不安になり冷や汗もかきます。
結局それは腸のぜん動運動能力が低下していたらしく、野菜やヨーグルト、牛乳などを多く摂取することで徐々に治りました。
しかし今度は喉に症状が出ました。
決して喉風邪でもなく、何か物が引っかかるような感覚です。
小さなビー玉が喉にひっついているような感じ。
まさかこの歳でガンとかにかかっていないだろうな、、、、?
と謎に不安になったりもしました。
実際に食道癌にかかる人は20代で10万人に1人いるかいないかの確率だそうです。喫煙もしない自分は普通の生活をしていればまずかかりません。
ストレスによる喉の違和感は普通に存在しているらしく、精神的なものが大きく体に反応することはあります。
喉に関するマッサージをすることによって、驚くようにこの症状は改善されました。
最後に胸の締め付け・動悸です。
これは人生でもほとんどなったことがなく、焦りました。
なにせ部位が心臓付近ですから。
「バクバクバクバク」と鼓動が何もしていなくても響きます。
精神的なものだとこの時からわかっていたもののやはり不安なものは不安でした。
とにかくたくさん寝てストレスを和らげるしかないと思い、少しづつ改善しています。
パニック症状が出て感じたこと
僕はパニック障害ではありませんが、そう言ったストレス性による症状が体に出てしまいました。
実際そういったことになる人は少なくなく、主に青年期に起こる人が多いそうです。
僕がその症状が起きて感じたことは、
「めっちゃ怖い」
ただこれに尽きます。
いままで経験したことのないような症状が起きると人は不安になるものです。
しかも同時に、そして連続でこのようなことが起きると自分の体はおかしくなってしまったのではないかと焦りました。
今回の件でわかりましたが、
精神を安定させることはめちゃくちゃ大事
ということです。
自分の症状をネットで調べて、急に「心臓病、末期ガン」のような怖い言葉を見てしまって余計に不安になると逆効果です。
精神的なものはとにかく目の前のことに集中し、気持ちを落ち着けることが先決です。
今回の件を踏まえ、健康がいかに素晴らしいかということがわかりました。
今コロナウイルスで各地で大きな問題になっています。
時にこのように不安になってしまうこともあります。
そんな時こそ、精神を落ち着けて、心を安静にさせることが大切だということを、身を以て経験しました。
一旦僕の心を落ち着けることに集中します。
またお時間いただくかもしれませんが、末長くよろしくお願いします。
人間力を高める最強のバイブル「メタ認知力」に迫る
僕自身一番手に入れたいと渇望している力、「メタ認知能力」
人と接している時、作業効率や成果を上げたい時、自分を見直したい時。
全てにおいてこの「メタ認知」という力は僕たちを生きやすく成長させてくれる存在です。
社会人になればいろいろな理不尽なことに遭遇し、その中でも自分を律して頑張らなくてはいけない瞬間は出てくると思います。
僕は小さなことが起きただけでも数日間引きずってしまうなど、社会で生きるには不向きな性格です。
そんな自分を根本から見直して少しでも前に進めたいと思って出会ったのがこの「メタ認知」でした。
メタ認知が実際にどのような効果があり、私たちに影響するのかを見て生きましょう。
メタ認知って何?
そもそもメタ認知とは何か、ご存知でない人も多いと思います。
実際僕も最近知りました。
「メタ認知」とは、自分が認知していることを客観的に把握し、制御すること、つまり「認知していることを認知する」ことです。
これはアメリカの心理学者ジョン・H・フラベルが定義した概念で、元々は認知心理学で使われていた用語でした。
メタ認知の「メタ」は「高次の」という意味があり、
自分が認知していること、記憶や思考を「高次の」視点から認知しようというのが、メタ認知の基本的な概念です。
例えば人に理不尽なことを言われた時、
「なんでこんなことを言われなくちゃならないんだ」
といった怒りを感じるはずです。
そういった感情を抱くことはむしろ当然で、その感情を制御してしまうと過度のストレスがかかってしまいます。
そういったときにこそ、メタ認知の力を発揮します。
ただ怒りをぶつけるのではなく、
「ああ今の自分は怒っているな」と客観視することで自分の立ち位置を認識します。
メタ認知力が高い人は感情に支配されず、冷静な判断で選択肢を増やすことができます。
どうしても感情が高ぶってしまうときに、安倍総理も国会のヤジの時に活用しているそうです。
メタ認知の効果
実際にメタ認知力を高めるとどういった効果があるのか、簡単にまとめました。
- 提案力の向上
- 集中力の向上
- 感情コントロールが上手くなる
⑴ 提案力の向上については、物事を俯瞰する力が身につくので、問題解決を図る時に立体的に施行することができます。その場の感情や雰囲気に流されず、本来解決すべき本質を見極めることで提案する力も向上します。
⑵ 集中力の向上では、自分にとっての必要のない情報を捨象し、物事を見極める判断力がつくので、無駄がなくなります。無駄を減らすことによって実際の時間も濃密なものになり、集中力も高まるのです。
⑶ 感情コントロールについては一旦冷静になれるポイントを作ることによって感情に流されない自分を作ります。人に説明するときも感情論ではなく、論理をきちんと通すことによって説得力も増します。
このようにメタ認知力をつけることによって仕事をはじめとするあらゆる能力を最大限に引き上げることができるのです。
この存在を学生のうちに知ることができたこの環境に感謝しています。
心のノートを取り出す
実際にどういう風にメタ認知力をつければいいかを調べたところ、やはりそんな神業のごとく瞬間で伸びる方法はありません。
日々の意識の努力の積み重ねによって初めて手に入れられる力だということを再認識しました。
しかし、訓練する上でも効果的な方法はあります。
それは、自分の感じた感情をノートに書き出すこと。
なぜ自分は楽しいのか、怒っているのかを因果関係をつけてノートに書き出します。
慣れてきたら実際のノートではなく心のノートに記入します。
そうすることで、自分の認知していることを記入し、自分でもう一度見返す機会を生みます。
たとえば自分が怒っている時、なぜ自分が怒っているのかを書き出すことでその怒りに因果関係があるのか、ただその場まかせで感情的になっているだけなのか、自分で分析することができます。
今まで人の怒りを分析したことはあっても自分の怒りに関して客観視してきたことはなかったのでとてもいい発想です。
自分の感情をコントロールし、本来の自分のパフォーマンスを取り戻すことで自分にとっても余裕が生まれる。とてもいい循環ですね。
まとめ
メタ認知を知るきっかけになった動画がこちらです。
【社会人必須】ビジネスマン最強スキル「メタ認知力」を会得する
ビジネスにおいてだけでなく、実生活でも大いに役に立つと感じました。
こんな有益な情報をYouTube上で無料で見られるなんて、僕たちは本当にいい時代に生まれてきました。
メタ認知力を上げることで、これからの自分のパフォーマンスを最大限あげる様に、実践あるのみですね。
「Giverになることが大事」と謳う人ほど三流なのはなぜ?
Give & Take。
与える人と与えられる人というこの言葉は今の時代どこでも聞くようになってきました。
Giver(与える人)とTaker(与えられる人)の2つに分類でき、ほとんどの人がこれのどちらかに当てはまります。
TwitterやYouTubeが盛んになってきて、多くの人が、
「Giver(与える側の人間)になれ!」
という言葉をよく耳にしますよね。
確かに情報を提供するインフルエンサーは、情報をもらうだけの受動的な人よりも価値を与えているように感じます。
しかしGiverの考え方を間違えてしまうと、Takerよりも価値のない、無駄足にすぎないことにもなり得るんです。
そんなGiverにはなりたくないですよね。
今回は本当の意味でのGiverになるために必要なことについてまとめました。
損するGiver(Bottom Giver)と得するGiver(Top Giver)
基本的にGiverとは「与える人」ですから、仮に物やお金でなくとも、友達などに相談に乗ってもらった時のアドバイスや情報なども一種のGiverです。
しかしその中でも、
「損するGiver=Bottom Giver」
「得するGiver=Top Giver」
の二つに分類することができます。
主な違いは何かというと、
そのGiveに自分に帰ってくるリターンポイントをきちんと設計しているか否かです。
相手のためになる助けをして価値提供ができたと同時に自分もリターンとして利益につながる、言わばWin-Winの関係を作れる人はTop Giverです。
調べてみてわかったのは、意外なことにもBottom Giverに関してはTakerよりも下の位置に属しているのです。
「あれだけ重要な情報を提供したのに、、、」
と言った経験をする人も多いかと思いますが、
その人たちは自分に帰ってくるリターンを考えずにただGiveをしまくっているケースが非常に高いです。
ただ「いい人」という枠組みから超えられず、
自己犠牲の精神で一方的に与え続けている人たちをBottom Giverと言います。
悲しく見えますが、この立ち位置にいる人たちは実は非常に多いんです。
性格が真面目で気配りが良い人たちが陥りやすい領域でもあります。
TakerがどうしてBottom Giverより位置が高いのか
Takerは基本的に与えられたものを奪う、あるいは貰う立場です。
一見すると自分にリターンがなくてもGiverであり続ける方が立場は上のような感覚がしますよね。
しかしTakerの人たちは効率よく情報を手に入れようとする力があります。
だから自己犠牲で全責任を負担するBottom Giverよりも立ち回りが上手いんですよね。
そしてTakerの人たちは自信持って将来の話や展望について話す傾向があるので、周りからの受けは意外にもよかったりします。
将来や自分のことをきちんと見つめて情報提供できていないBottom GiverがTakerよりも苦労するという立場にあるというなんとも残酷な話です。
どんな人がTop Giverになれるのか
Top Giverは自分が他人の助けになるような情報発信を市営ながら、自分にとっても利益がつながるような「仕組み」を作ることができます。
一番わかりやすい例で言えば、起業家で有名な前澤社長。
彼はTwitterにて日々情報発信をしているほか、様々なメディアでの露出もあり人気を博しています。
今年の正月話題で有名な「1000人に100万円お年玉プレゼント企画」
前澤さんは「100万円で皆様の人生がよりハッピーになりますように」と、
Giverとしての頂点を極めたような活動をしています。
一見すると、
「彼はお金持ちだからそこまでのGIveができるんだ」
と思うかもしれません。(もちろんお金持ちですがw)
しかし、この100万円お年玉企画は、前澤さん自身もメリットがあるような仕組みになっているのです。
実際にこの話が話題となって各地メディアが大きく取り上げ、Twitterではわずが2日で230万リツイートもされるほどの影響直を持ちました。
その斬新で奇想天外な活動によって起業しているビジネスにも大きな反響を呼ぶことで彼自身の収入を大きくあげる影響をもたらします。
そして、10億円以上の価値を見出すことができるんです。
これこそが、本当の意味でのTop Giverになる人たちなんです。
本当の意味のGiverになるには
自己犠牲にならない、真のGiverになるには…
- 純粋に自分がやりたいこと・ワクワクすること
- 人を頼って、周りの人もGiverに
- 自分から大人になって、Takerから脱出
- 目先のことではなく、全体の視野を持てるように
これらのことを意識することが非常に重要です。
簡単にTop Giverになることはやはり難しいです。
自分が良かれと思って他人の助けになっていても結局自分の成果につながらなかったという事にならないように、
「この Giveは本当に役に立って自分の成長にもつながるかな?」
ということを考えるようにしていけば、きっとTop Giver になるチャンスが来ると思います。
空間の魔術師 有吉弘行 〜彼こそ真のメンタリスト?〜
テレビのバラエティの引っ張りだこ、有吉弘行。
ゴールデンタイムには各週の冠番組があり、
深夜に入りかけた時間帯にも有吉の番組が流れる。
いったい彼はいつ寝ているんだろうと疑問に思うほど、テレビにおける人気はとどまることを知りません。
なぜ彼がこれほどまでに人気なのだろうか?
単純に、「話が面白いから」「キャラを作るのがうまいから」
という至極当然な分析をしたところで、私たちに役に立てる情報は入ってこないし、真似しようと思っても当然できるはずもない。
というわけで、今回はどういった点が彼がすごいのかを分析した上で、彼から学べる「空気を創るメンタリズム」に迫ります。
スタジオの交差点を結ぶバランスのパイオニア
彼はもともと猿岩石出身で、「電波少年」が圧倒的人気を誇るなど、昔の有吉は「アイドル的なポジション」でした。
今では彼の毒舌キャラを生かし、ひな壇芸人では「世間の本音の代弁者」と称されるほどの鋭利なツッコミを与えつつ、
MCでは毒舌と笑いのバランスを考慮しながら、出演者と視聴者に不快感を与えずバラエティを楽しめるような空地を醸し出しています。
スタジオの雰囲気を見ていると、
有吉というブラックホールにスタジオが吸い込まれるような感覚。
スタジオ内で発言する出演者たちを見事なまでに美味しくし、その会話の交差点に存在しているのが有吉です。
なので、どんな話をしていても交差点を通るときに有吉がいるので、全ての会話の中心が自ずと彼になっているのです。
これは普通の人が使用としても真似できない彼の持つ才能だと思います。
最初に優しく場を和ませ始めたと思いきや、
ひな壇にいる若手芸人に絶妙なタイミングでボケ(またはツッコミ)のフィールドを提供して適材適所にスタジオの笑いを重ねていく。
気づいたときにはスタジオ内にはキレイな笑いの流れが施されているんです。
ここまでのバランサーを体現している芸人は芸能界と言えどそう多くはないでしょう。
嫌味の無い”へりくだり精神”が生み出す本音の破壊力
有吉が発する言葉というのは、何かと納得してしまうことが多いです。
しっかり聞いてみると道徳的に誤ったことはほとんど発してはおらず、それでもって確実に笑いに持っていく。
悪いことを言っているように見せてもそれを共感と笑いの絶妙コラージュで加工してしまうから、不思議と嫌悪感を抱かせることもありません。
そこが彼の才能です。
彼の書籍か雑誌で言っていた有吉の言葉にこのようなものがあります。
「自分なんて大した人間じゃないってことを早くから自覚したほうがいい。」
過度に期待せず、必要以上に自他ともに求めない。
そういったマインドが彼の生き方をより豊かなものにしていきました。
つまり、自分自身がまず下手なプライドを捨てて徹底的にへりくだることで心身に無理な力が入らないような基盤を固めていることができるんです。
言葉で言うのは簡単ですが、誰しも持っているプライドをここまでうまくコントロールするということは、並外れた精神力と洞察力がなければ成し得ないことです。
純粋なへりくだりが、破壊級の本音を生み出しています。
空間を読み、空気を創るメンタリスト
メンタリストといえば、最近YouTubeで動画を更新しているDaiGoさんが有名ですが、有吉はそう言った心理学を主軸とした意味ではありません。
彼は、スタジオ内の立ち位置や全体の状況を「俯瞰」する力に長けており、
その俯瞰能力が彼の独特な「空間」を生み出しているんです。
流れとしては、
出演者全員を俯瞰し、会話の交差点を見つける
↓
・世間のイメージを一言でズバッと言える。
・いじられた芸人は確実においしくなる。
↓
世間のメンタリストの役目を果たす
このような感じです。
その上に自身の「へりくだり精神」をセットで持ち合わせてくるものだから、他の出演者からするととても進行がやりやすいと感じることでしょう。
物事を「俯瞰する」という力は社会においても日常生活でもとても大切です。
しかし彼のような「空気を生み出す」というレベルまで到達するのは正直圧巻の一言です。
それを自然とやってのけてしまうのがすごいです。
今も人気の衰えない有吉弘行。
芸人という枠組みを超えて、声優やMCなど幅広い活躍を見せています。
芸能人の全体を見た上で最善の言葉を投げつける力のある人たちは流石だと感じました。
そんな有吉自身も一度は出演が激減し、ホームレス生活を強いられる時代もありました。
そう言った彼の下積み時代・絶望の経験があったからこそ、今ではここまでのし上がることができたのだと確信しています。
経験と努力に勝る才能なし。
彼の今の活躍のプロセスに尊敬の念を抱きつつ、自分が切り開ける道を模索する人生を、僕は選び続けます。
「議論の場」を個人の意見ぶつけ合い大会 に私物化している件
「なるほどね〜、その意見は面白いね」
「あーはいはいはい、そっかあ」
会話の呼応としては便利な言葉ですが、実際に物事の本質を捉えて理解している人たちが非常に少ないと感じています。
人に何か説明する時、
逆に人から説明を受ける時、
そのことに対する理解と認識はどれほど精査されたものなのか。
ノリや雰囲気で「なんとなくこんな感じ」といった、
いわゆる「認識の同調」が後を絶たず、細かい部分の内容を推敲しないままになんとなくの意見として終わってしまう。
特に学生間同士のコミュニケーションの希薄さに危機感を覚えます。
その論理に説得力があるのか、
自分の意見をただ押し付けて価値観をぶつけているだけではないのか、
そういったことを今回は一度立ち止まってみて行きましょう。
カタカナ多用すれば賢いと勘違いしてる問題
学生同士で、自分の意見を出し合う形のディスカッションを行う機会は多くあります。
特にこの時期は就活シーズンで、一つの解決に向けた話し合い、いわゆるグループディスカッションを行う機会も増えてきています。
その中で、みていて目に余るのは「カタカナ中毒学生」
カタカナを多用していればそれなりに賢く聞こえると勘違いしているパターンです。
意外と中途半端に高学歴の人たちにありがちかと思います。
「私のコンセプトは、〇〇といった顧客にサービスし、△△にアファーメンションをとることでシナジー効果を生むことができる....といったデータをシェアして行きたい」
おいおいおいおいおい何いってんだこの人wwww
せめて日本語喋ってくれよww
実際ここまでの人も珍しいですが、Theカタカナ大好き学生と合う機会がありました。特に留学する日本人はまさにこの傾向にあります。
議事録的にまとめたノートに書いてあるのをみたことがありますが、これで「自分はできるんだ」と思っているから恐ろしい話です。
就活生でこんな面接をされたら人事の方は笑ってしまうかもしれません。
これの何が問題なのかというと、
「本人自身がその言葉の意味をきちんと把握していない」
ことにあります。
実際に僕が質問で、
「そもそも議事録にコンセプトと書いてありますが、何に対して、誰を目的としたコンセプトなのかをわかりやすく教えてもらえますか?」
といった瞬間、その人は黙り込んでしまったのです。
そんな基本的なことすらも理解せず、ただなんとなく伝わるだろうという曖昧な気持ちでその言葉を書いてあったということが浮き彫りにされました。
まずその言葉を発言もしくは記載するときに、
どういった意図・経緯でその言葉を使用するにあたったのかを本人がしっかり把握し責任を持つこと
これが何よりも大切だと感じます。
意見を言えばいいってもんじゃない
グループディスカッションとかで非常に大切な話にもなると思いますが、
自分の意見をただ言いまくればいいって話ではありません。
複数人で話し合いをするときに意識しなくてはいけないのが、
「問題解決に対する最適解」
これを第一の目標にしないといけません。
しかし、ときに
「この人の発言量が多くてよかった。」
「この人はあまり発言していないからもっと主張すべき」
といった、議論の質ではなく量に意識ばかり向かってしまい、
誰が一番たくさん発言したかを競うゲームになっている人たちが非常に多く存在します。
はっきりいって不毛です。
話の筋もまとまりもない状態で、
「私はこう思う!もっとこうしたほうがいい!!」
といったただの意見押し付け大会が始まってしまっては議論をするという価値を失ってしまいます。
何かを解決をする問題について議論をするとき、
①まず自分はこういった意見を持ち
②自分なりの解決法を示した上で自分の主張の優位性を証明し
③自分の主張の前後で問題がどう作用するのかを精査
このステップを踏んで違いが意見を出し合うことで、議論の質は向上します。
ただ自分はこう思うというのはあくまで一意見であり、本質ではありません。
議論の場は決してマウント合戦ではないので、いかに問題解決に貢献できるかに意識を向ける必要があります。
自分の持つ意見と周りの主張を加味した上で、最終的に意味のある議論に発展していきます。
「わたしは/僕はこう思う」という意見をいうだけでは、議論としてのレベルはあまりにも低すぎます。
まとめ
議論の場において、
・ダラダラ話す
・難しい言葉ばかり多用する
・結論が見えてこない
・自分の主張に固執する
こういった人は基本的に全て論外です。
論外ですが、意外にこういう人たちが存在しますしよく見かけます。
議論する時間あくまで限られているので、
なるべくゴールまでの道のりは最短にするべき。
そう考えたときに自分の主張は「結論を念頭におく」意識を忘れてはいけません。
自分の意見に固執して他人の意見を否定してくる人たちに共通しているのは、
自分に自信がなく、そのことをひた隠しにする臆病者です。
基本的にそんな人の意見に価値はありません。
一見主張が強く正論に聞こえるものでも、冷静に考えれば勢いに任せた人もいれば、全く的を得ていない人もたくさんいます。
そういった人たちに流されないというのも、一つの教訓です。
(実際僕もこれに関してかなり学ばされました)
結構煽り記事になってしまいましたが、社会人の方とお話しをした所、僕以上に厳しい指摘をしていたのでやっぱり現実はそうなんだな、と感じました。
考えすぎの人必見!思考整理に効果的なたった1つの対処法
神経質な人ほどいろんなことを考えすぎる傾向にあります。
特に仕事関係は自分の周りの人間関係とか。
この世の中は総じて「さあ悩んでください」と言わんばかりの問題を大量にぶつけてきてきます。
その問題に対してどのように解決するか、ということは言わずもがな大切ですが、
そもそも考えすぎてしまう人にとっては考えすぎてしまう行為そのものが悩みであったりします。
有る事無い事をぐるぐる考えていたところで解決なんてできるはずもないのに、無意味な時間を消費してしまう。
今回は、良くないと思っていてもどうしても考えすぎてしまう人に向けて、これをすればすぐに軽減される効果的な方法を1つ紹介します。
考えすぎな人の特徴
まず、どういった人が考えすぎなのでしょうか。
考えすぎといっても、仕事や生活、恋愛によっても状況は様々です。
そこで用意したのが、考えすぎなタイプの人の特徴15選です。
この中で幾つ自分が当てはまるかチェックしてみましょう。
- 一人で抱え込む
- 集中力が高い
- 他人に気を使える人
- 主体的に考えられない
- ネガティブ思考
- 取り越し苦労をする
- ルールに縛られやすい
- 柔軟な考えが出来ない
- 完璧でなくては許せない
- 思い付きで行動できない
- 常に何かを考えていたい
- 自意識過剰
- 被害妄想をしがち
- 神経質なタイプ
- 他者からの評価がすべて
考えすぎる人の特徴・性格と恋愛傾向!考えすぎる性格を改善する10の方法 - 特徴・性格 - Noel(ノエル)|大人の女性の毎日をかわいく、キレイに
この中で、10個以上当てはまると大体考えすぎる傾向が強いと言われています。
皆さんはいかがでしょうか。
僕の場合は8個当てはまったので、そこそこ考えすぎる傾向にあると思います。
時にはじっくり考えてから答えを出すことはとても大切ですが、考えすぎるというのは必要以上に時間と労力を使うので、基本的にはメリットは無いですよね。
では実際に、このように考えすぎる人にとってどうやったらその傾向を直すことができるのか。今回はたった一つの方法をお伝えします。
利き手と反対の手を使う
そう。ズバリ言うと、
「聞き手と反対の手を使って生活する」
たったこれだけです。
この解決策の良い点は、時間をかけた努力や精神論に頼っておらず、今からでもすぐ実行できる事です。
「え、それだけで効果あるの?」
と思う人もいるかも知れません。
実際僕も同じことを考えていました。
けれど冷静に考えてみると、私達は思っている以上に利き手に頼りすぎた生活を送っていることに気づきます。
今まで普通に気を使わずに出来ていたこと、例えば高速でメールの文字を打ったり、箸を使ってご飯を食べたり、歯磨きをしたりなど。
しかしそれを聞き手とは反対の手で動作をすると、ぎこちなく、不便に感じると思います。
この、「不便に感じる」というところがポイントです。
不便に感じる=意識がそちらに使うので、聞き手と反対の手を使って生活することで意識的に手に集中する機会が圧倒的に増えます。
そうすれば、手で作業することへの意識を持つ割合が増え、他の悩みを抱える割合が減るのです。
神経学的に証明されている
そしてこの考え方がなぜ優れているかと言うと、科学的な証明がなされている点です。
利き手の違いは脳の使い方の違いにつながるとされていて、右手をよく使うと左脳が刺激され、左手を使うと右脳が刺激されます。
ニューサウスウェールズ大学・Thomas Denson氏らの研究によれば、聞き手でない方の手を使うことによって左右両方の脳が活性化されることがわかっています。
①情報処理能力の向上
聞き手と反対の手を使うことによって、右脳と左脳を繋ぐ「脳梁」という部分が活性化されることがわかっています。
右脳と左脳が連携されることによって、仕事や物事の情報処理をする力、すなわち「頭を効率的に使う力」が向上します。
②感情の起伏を減らす
精神面での効果もあり、聞き手と反対の手を使うと感情の起伏を穏やかにする効果をもたらします。
カットなって熱くなったり、気分が落ち込むと言ったことが少なくなります。
ニューサウスウェールズ大学・Thomas Denson氏らの研究によれば、カッとなりやすい性格の人に2週間にわたって利き手と逆の手を使うようにしてもらい、感情コントロール効果があることを研究で証明しました。
手で使う動作が多い時に、聞き手と反対の手を使うと気持ちを落ち着かせる効果も期待できます。
まとめ
すぐに実践ができる上に、たくさんの効果が期待できる方法だということが分かります。
アスリート選手やアーティストなども、脳の自律神経を整えるためにも、聞き手とは違った手を使う訓練をしている人も多くいます。
精神面での効果もあるので、うつ気味や気分が落ち込んでいる人にもオススメです。
ちなみに今回の記事を利き手の反対である左手で書き上げました。腱鞘炎になるんじゃないかと思うくらい大変でしたが確かに集中して書くので脳には良さそうです。
ただ、無理にやりすぎるのは注意しましょう笑