empathizeの日記

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ゴルゴ松本が子供達に漢字で魂の授業!その想いとは?

「命」のポーズでおなじみのお笑いタレント・ゴルゴ松本さん(48)

 

2011年から漢字の成り立ちに関する講演「命の授業」を開き、

少年院の子供達に向けて「命」の大切さや「前向き」に生きるということの大切さを伝えてきています。

 

彼はもともと歴史に興味を位立ち、漢字の成り行きや漢字の起源を辿るようになって生きました。

そこから文字を常に調べるようになり、漢字の視覚的なイメージを膨らませて今の授業に至るようになったと言います。

 

今年の4月に発売された、初の著書「あっ!命の授業」(廣済堂出版)が二十万部突破する大ベストセラーになっているんです!

 

あっ! 命の授業

あっ! 命の授業

 

 

「ゴルゴ松本 命」の画像検索結果

今回はこの著書に書かれている内容の中で、「どこが一番共感できたか」を見て行こうと思います!

 

【ゴルゴさんの思い】

 もともとゴルゴ松本さんが始めた少年院での講演活動「命の授業」を行うきっかけとなったのは、売れない若手芸人を鼓舞するために作られた「ゴルゴ塾」が始まりだと言われています。

その後「ゴルゴ塾」を少年院に通う子供達に向けて講演してほしいという依頼を受けてオファーされて、ゴルゴ松本さんは講演活動を始めることになったのです。

「ゴルゴさんの言葉があったからこそ、こうやって今も頑張ることができています。」という内容のメッセージが届き、本人も、

「これはやり続けなければ」

という気持ちにさせたのです。

「ゴルゴ松本 命」の画像検索結果

ゴルゴ松本さんが講演している子供達は普通の子供たちではなく、

少年院に受刑している子供達ですので、親の愛情を受けずに育ってしまった人も中にはいるはずです。

収容されている少年たちについて、赤城少年院院長・中島学氏はこのように述べています。

「簡単に言えば、子供の時から親に育てられような経験がないような子がいます。そういう子がどういう行動に出るかというと、例えば暴力でしか自己表現をすることができない、感情表現ができないと。

中には、どうやって笑っていいのかすらわからない子や、帰るところがない子も1割くらいいて、親が受刑中の子供もいる」

そういった恵まれずに差だった人たちに向けて、

ゴルゴ松本はさんは「自分がやるしかない」という強い思いから、

15回以上にわたる講演を続けてきたのだそうです。

素晴らしい信念と行動力を持った方ですよね。

 

【ゴルゴの「漢字の授業」】

実際にゴルゴ松本さんが少年たちにどういった公園をしたのかというと、

自身が学んできた「漢字」を駆使した、独創的な展開で少年たちを魅了していったんです。

 

まずは、みんなに「君たちの夢はなんだ?という一言から始まりました。

 みんなそれぞれの夢を持っている。けれどその夢に向かって物事がうまく行かなかったらグチをこぼす。

マイナスの言葉、弱音を吐く。

「吐く」という感じは、口へんにプラスとマイナス。

嫌なことは吐き出していい。どんどん吐き出せ。

だけど、そこから成功している人、夢を実現させる人たちは弱音を吐かない。

マイナスの言葉をとっていくと夢は「叶う」

この言葉は本当に胸に刺さりました。 

確かに、夢を叶える人たち、特にアスリートの人たちとかは、

「もうだめだ」

「こんな練習やってられるか」

なんてインタビューとかで弱音を吐いている人たちは見たことがありません。

目的意識が単純に高いだけでなく、弱音という部分でも吐かなくなっていく人が実際に夢を叶えています。

これは僕があげた記事の「波動」にも繋がっています。

合わせてこちらもご覧ください。

 

empathize.hatenablog.jp

 

ゴルゴ松本さんは言葉を続けます。

自分の思っていた到達点に少し足りないと思ったら、
 軌道修正しながら、最終的な目標は変えない。
 紆余曲折しながら、遠回りしながら、ここまで行けばいい。
 これは危険だと思ったら回避する。
 危険だと思ったら、逃げていい。
 「逃」は、しんにょうに兆し。
 そして、また時間をおいて、
 しんにょうを手ヘンに変えて「挑」挑戦するんだ。

 「逃げる」という行為は、世間からしたら負のイメージを抱きがちですが、

危険であると判断した上で引き返すというの一つの危機回避能力にも繋がっていることにもなります。

挑戦する「挑」は自分の「手」によって掴み取るもの。

ゴールに向かうためには、その道筋は皆一つではないということです。

 

「苦」「困」「災」に「難」を加えると「苦難」「困難」「災難」
 こういうことが起こると不幸だと考えてしまう。
 「難」が無い人生を「無難」という。
 無難な人生なんてありえない。
 だから、「難」が有る人生。「有」「難」と書いて「有難」し。

「難」という感じは、困難である意味での難と、滅多に起きることのない目面しい意味での難と、両方の側面が存在していることが、この言葉でわかります。

漢字を考えた昔の人たちはすごいです。

それに気づけるゴルゴ松本さんはもっとすごいですよね。

「命」は、人を一叩き(ひとたたき)と書く。
 殴ったり蹴ったり、人を痛めつけることで命を感じる。これは大間違い。
 寝てる時、無意識の時、今も叩き続けている心臓。
 心臓の一叩きの連続が命。
 その命を命懸けで産んだのはお母さん。女性です。
 命の始まりは女なんです。
 「女」が土「台」となって「始」まりとなる。
 俺ら男は、女の人を粗末にしちゃ絶対ダメなんだ。
 君らを産んだお母さんは命懸けで君らを産んだんだ。それは間違いない。
 命懸けで産んだものが命なんだ。人間はそれを何度も繰り返してきた。
 ここからは、皆が命を繋げていく。
 ここから出たら、命を広げて行ってください。

 命の大切さ、そして人との繋がりの貴重さを、この「漢字」を使った授業で見事に表現していました。

 

僕がこの講演を動画内で観た時に特に印象的だったのが、

少年院たちが皆笑顔で、大事なことをノートにメモをしていたんです!

子供達の心に響いたからこそ、こういった行動に移せているわけです。

これは本当に松本さんの才能だと思います。

 

生きることの大切さを、この動画で学ばせていただきました。

是非とも合わせてご覧ください。


感動!必見!!ゴルゴ松本の「少年院での魂の授業」