大学生のコミュニケーション力の低下、中身のある会話をするには?
最近何かと話題になっている
「現代の若者のコミュニケーション力の低下、語彙力の低下」
これは、よく喫煙所とかで繰り広げられる大学生の会話を見ただけでも
露骨に表れています。
今回は、中身のない会話をしないために気をつけることを紹介します。
【コミュニケーション力とは?】
人とのコミュニケーションをするにあたって、いろんな人たちと出会い、
いろんな環境でコミュニティを作る上で構築されていくものです。
互いに趣味があったり、共通の話題で盛り上がったり、クラスが一緒になって話し合ったり。
しかしその反面、最近見る大学生の会話の質がどんどん落ちていくように感じます。
(といっても私も大学生なので人のこと言える立場ではないのですが)
例えば、喫煙所での大学生同士の会話。
「今日〇〇みたいなことがあってさ〜」
「え?まじで!?めっちゃやばいじゃん」
「いやまじそれな?それでうちどうしようかすっごく迷ってて、」
「いやそれはめんどいね〜また聞くわその話」
「あざ。あ、次授業だからじゃあね!」
こんな話で終わってしまうことって結構多いんですよね。
この例を見てもらえれば分かるように、
「会話の中身ほぼ0」
のようなコミュニケーションをとっている人が非常に多いように感じるんです。
もちろんそういった軽いノリの会話を楽しむことはとても楽しいですし、
それこそ、パーティーなどの広いコミュニティの中でそういったポップな会話を求められる時はもちろんあります。
しかし、
- その軽い会話しかしない人、
- コミュニケーションの価値を履き違えている人
があまりに多いのではと感じずにはいられないのです。
今人気絶頂中のテラスハウス。
『テラスハウス』(TERRACE HOUSE BOYS×GIRLS NEXT DOOR)とは
2012年10月12日から2014年9月29日に、
フジテレビ系列の「COOL TV」枠内で放送され、
その後はネットフリックスやフジテレビ・オンデマンドで配信されている
職業も性格も全然違う男女6人組が集う中、一つの家の中で共同生活する台本なしの
リアリティバラエティ番組です。
おしゃれな外観の一つの家の中で、共同生活するといった、
一見すると憧れのような生活です。
しかもテラスハウスに応募している人たちの美男美女のこと!
まるで一軍のメンバーせい揃いのようなキラキラした人たちの集まりで
見てて眩しいです。
実際この番組を見ていて、これは本当に個人的な意見なんですが、
正直言ってこのテラスハウスの人たちの会話は苦手です。
結構コメント欄でも賛否両論を生んでいる番組でもあります。
私が今回分析したのは誰が性格良くて、誰が性格悪くて腹黒い人だ!
という個人的で表面的なところではなく、
「テラハ内で繰り広げられる会話自体がそもそも薄い」
というところに視点を向けています。
皆さんはこの方達の会話を見てどう感じますか?
もし、この人たちの会話から
- やばい
- まじ
- それな
- すげえ
- めっちゃ
- だよね
これらのワードを抜いて見たとします。
本編の3割くらいしか尺がないように見えませんか?
ほとんどこの現代の若者たちがよく使うこれらの言葉で会話しているように思うんです。
これらをほとんど使った会話を「本当のコミュニケーション」というのは
あまりにもかけ離れているのかなあと、
現代の国語力の低下を彷彿とさせてしまうような番組のように感じます。
確かに要所でいい発言だったり、
人の気持ちを理解してあげられる行動をとっていたとしても、
どうしてもその「薄い会話」に目が言ってしまう。
中身のある会話をしているようには見えません。
【どうすれば中身ある会話になる?】
とは言ってもいきなり、
「国際経済論についての分析」
「戦略的マーケティングの推移」
みたいな専門的な話をしろというわけではないんです。
むしろ中途半端な知識しか持っていない状態でそのような話をしてしまうと
完全にイタイ奴に見られかねません。
では実際どうすれば中身が少しでもある会話をすることができるのか。
簡単です。
それは、先ほど挙げた
- やばい
- まじ
- それな
- すげえ
- めっちゃ
- だよね
の言葉を全部抜いてしゃべるんです。
これやって見てください。めちゃくちゃ難しいんですよ。
でもこれを意識することで、自分の言葉で話すようになり、
単なる会話のノリの延長で進めることはできなくなります。
実際に試してみると、今までいかにこれらの言葉に頼って生きていたんだなあとわかる
かと思います。
是非皆さんも試して見てはいかがでしょうか。
テラスハウスを悪く言ってしまう形になってすみません、、、