empathizeの日記

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欅坂46のサイレントマジョリティーの歌詞から学ぶ「異なる強さ」

「サイレントマジョリティー欅坂46」の画像検索結果
人が溢れた交差点をどこへ行く (押し流され)
似たような服を着て 似たような表情で
群れの中に紛れるように 歩いてる (疑わずに)
誰かと違うことに なにを躊躇うのだろう
先行く人が振り返り 列を乱すなと
ルールを説くけど その目は死んでいる
君は君らしく 生きていく自由があるんだ
大人たちに支配されるな
初めからそう諦めてしまったら
僕らは何のために生まれたのか
夢を見ることは時には孤独にもなるよ
誰もいない道を進むんだ
この世界は群れていても始まらない
Yesでいいのか
サイレントマジョリティ
どこかの国の大統領が言っていた (曲解して)
声をあげない者たちは賛成していると
選べることが大事なんだ 人に任せるな
行動をしなければ Noと伝わらない
君は君らしく やりたいことをやるだけさ
One of themに成り下がるな
ここにいる人の数だけ道はある
自分の夢のほうに歩けばいい
見栄やプライドの鎖に繋がれたような
詰まらない大人は置いて行け
さあ 未来は君たちのためにある
No と言いなよ
サイレントマジョリティ
誰かの後を付いて行けば
傷つかないけど
その群れが総意だと
ひとまとめにされる
君は君らしく 生きていく自由があるんだ
大人たちに支配されるな
初めからそう諦めてしまったら
僕らは何のために生まれたのか
夢を見ることは 時には孤独にもなるよ
誰もいない道を進むんだ
この世界は群れていても始まらない
Yesでいいのか?
サイレントマジョリティ

 


Keyakizaka46 - Silent Majority

 

言わずと知れた、欅坂の目玉曲、サイレントマジョリティー。

欅坂46の「サイレントマジョリティー」についてWikipediaは以下のようにまとめている。

サイレントマジョリティ」(Silent Majority、略称:サイマジョ)は、

日本の女性アイドルグループ欅坂46の楽曲[32]

秋元康が作詞、バグベアが作曲した[33]

2016年4月6日欅坂46のデビューシングルとして

Sony Recordsから発売された[33]

楽曲のセンターポジションは平手友梨奈が務めた[34]

 

すでにレジェンド化しているこの有名曲になぜフォーカスしたかというと、

今までにないジャンルのアイドルが歌う歌詞の意味が込められていることに感銘を受け、記事にしたいと感じたからです。

 今回は、この歌詞を客観的に見て感じたことをレビューしていきます。

 

empathize.hatenablog.jp

 

<群れの中に紛れるように 歩いてる (疑わずに)
誰かと違うことに なにを躊躇うのだろう>

もう日本人の悩みの代名詞ともいえるでしょう。

同化を美徳とする文化は今も根強く残っています。

個性を出すよりも、自分がグループの中にうまく馴染むほうが余計な厄介ごとに巻き込まれなくて良い、といった感じです。

いわゆる「個性を潰す」状況になりかねない問題です。

 

<君は君らしく 生きていく自由があるんだ
大人たちに支配されるな
初めからそう諦めてしまったら
僕らは何のために生まれたのか>

子供の頃、「大人の言うことは絶対」「先生のいうことは絶対」という謎の圧力を感じていた記憶があります。

そんな大人たちのいうことも全部が正しいとは限らない。

若者の新しい時代を切り開く自分の中で、全てが大人たちのいうことのレールに縛られてしまっては未来が楽しくありません。

 

<夢を見ることは時には孤独にもなるよ
誰もいない道を進むんだ
この世界は群れていても始まらない>

人と違う夢を持つ、誰もいったことのない道を開拓すると、まあ既存の考えを持つ古参者が否定しにかかります。

「笑わせるな」「そんなに社会は甘くない」「どうせ失敗する」

挑戦したこともない人たちが無責任にもわかった顔で諭してくるのです。

けれどそんな意見に左右されても仕方ない。

自分は自分、人は人。

自分を信じてあげなくて誰が信じてくれるんだ、という話です。

 

<君は君らしく やりたいことをやるだけさ
One of themに成り下がるな
ここにいる人の数だけ道はある
自分の夢のほうに歩けばいい>

大衆にいる中の一人はあくまで「その他」

確かにその他にいることは安全かもしれませんが、

刺激的な生活を送ることはできません。

どんなに同じ選択をしたとしても、一人りたりとも同じ結果になることはありません。

ならば自分は自分の道を信じて歩けばよいということなんですね。

 

<見栄やプライドの鎖に繋がれたような
詰まらない大人は置いて行け
さあ 未来は君たちのためにある
No と言いなよ>

これが歌詞の中で一番好きな部分です。

「つまらない大人は置いていけ」

なんともしびれる言葉です。

世の中には尊敬できる大人と、できない大人がいる。

そんな大人たちの話は聞くだけ無駄だと感じます。

学校も先生のためではなく子供達のためにある。

Noと言いづらい世の中だからこそ、しっかり自分の核を持っていることはとても大切なんですね。

 

empathize.hatenablog.jp

 

 

サイレントマジョリティーという歌詞は、

今の現代若者が抱える内面のもどかしさをぶつけたような内容になっており、

そのここをは魂から伝わっています。

それを10代〜20代前半のアイドルたちが熱唱しているわけですから、

本当に響きますよね。秋元先生すごいの一言です。

 

時代は令和、既存の価値は淘汰される新世代。

今の若者たちの時代を咲かせましょう。