empathizeの日記

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僕史上最強の”絆”を感じた団体〜その1〜

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 今回は数回に分けて、私が経験した2つのサークルについてひたすら書き連ねていきます。

最も、2つ目に出会ったのは、サークルというよりはいろんな大学が集まるインカレの団体のような感じです。

私はこの2つ目の団体に所属してから、人に対する見方が大きく変わりました。

 

正直こんなにいい意味で衝撃を受けた団体は初めてです。

本当にこんなことがあるのか、というレベルの内容もありますが、一つのお話だと思って見ていただければ幸いです。

 

 

 

僕が大学一年生の時、先輩からのお誘いで学校のある英語研究サークルに入りました。

サークルにしては結構本格的に活動していて、英語の大会や合宿もあるということで興味を持ち、そのサークルに入ることになりました。

が、しかし、これが自分にとってとんでもない重圧がのしかかろうとはその時は思いもしませんでした。

先に言いますが、このサークルが自分を変えさせてくれたわけではありません。この一つ後に出てくる団体のことです。

 

最初の英語研究サークルに入って僕はすぐに感じました。

 

「このサークル飲みサーだ.....」

 

なんで新歓の時にすぐこの事実に気づかなかったのでしょう。

僕は体が弱いせいもあり、お酒はあまり得意ではありません。

しかも酒の場の大学生特有のどんちゃん騒ぎは尚更好きではありません。

最初はあまり気づかなかったのですが、この英語サークルはとんでもないほどのお酒を飲むサークルでした。

すごい時にはテキーラウイスキーがバンバン登場して、飲んでは吐いて、また飲んで叫んで吐いてを繰り返す、、、いま思い出すととんでもないサークルです(笑)

 

 

ただ、僕自身英語は好きだったので、何かしら英語の団体に所属したくて、このサークルに入った、むしろ入ってしまったとも言える話です。しかし英語とは全く無縁のところでいろんな騒ぎが起きる、それも複数同時に、、、

 

 

正直言ってこのサークルはとんでもないところでした。

 

先輩方は一見優しく接してくれるかと思いきや、裏で使えないとわかったらすぐ切り捨てたり、バスケット時代の合宿よりも理不尽で睡眠時間が3時間くらいしか取れないような夏合宿を7日間も続けたり(むしろ3時間取れたらマシというレベル)、お酒の影響で酔いがヒートアップして後輩にセクハラ三昧、それを周りの人はただ笑っているだったり。

 

今思うと、ほとんどが狂っている要素しかないようなところで、自分の体を保つことがもはやできなくなっていました。

もちろん、このサークルは昔から代々続く伝統あるものだったのですが、いつからこんなにねじ曲がってしまったのかわからないくらいそのサークルは当時荒んで見えたのです。

僕の仲がよかった数少ない友人も、「明らかにこのサークルはおかしい」というほどです。

 

話せば止まらなくなるほどこのサークルのやばかった点は挙げられますが、簡潔にやばかったことをまとめるならば、

「今どき昭和じみた完全根性論」

「表面上の信頼で裏で嘲笑うような崩壊した友情関係」

「酒とタバコが相次ぎ、次々に病人を出しても厭わない他人に対する配慮のなさ」

このようなものが挙げられます。

かなり控えめに言っていますが、実際は本当に極限状態だったなと思い返します。

おそらくですが普通の人ならばあのサークルに3ヶ月もいれば必ずこの団体おかしいと気づけるレベルで恐ろしかったです。

 

 

当然普通の人よりも繊細で体力のなく精神も弱い僕は、案の定自分を見失い始めます。

ただでさえHSPで敏感な性格なのに、こんなに劣悪な環境で過ごしていたら自分の身がもたない。

もう早めにこのサークルをやめよう、その方が自分にとっても健全だ。

そう思って先輩方に自分はサークルを辞めるお願いをしました。

 

 

がしかし、さすがはブラックなサークルというべきか。

絶対にサークルを辞めさせてもらえません。

なぜならサークル内での役職が決まっていて、自分の役職を放棄することは絶対にできないという話です。

もし代理の人を見つけたとしても、全員を納得させる形でないと辞めることもできない。

いや、本当どうなっているんだこのサークル。

会社とかならまだしも、一つのサークルで。

やばすぎる。

 

 

価値観が合わないとか、苦手な人がいるとか、その次元でないレベルでこのサークルにいたら危ないと自分では思っていました。

容赦無く個人を攻撃してくる先輩方はいるし、ほかの同期のメンバーも自分のことしか頭になくて、チームワークもへったくれもあったもんじゃない。

 

僕が一年生の冬に差し掛かった時に、とうとう自分は我を忘れて気がおかしくなりそうでした。なんというかこう、経験したことはないのですがまるで精神的DVを永遠に受けているような感覚。過去で一番というほど精神が参っていました。

 

 

 

そんな気分的に絶望の淵をたどっていた自分に、あるチャンスが訪れます。

それは学校の生協の壁に張り付いていた一枚のチラシでした。

そのチラシには、こんなものが書かれていました。

「Model Production (MP)-東京学生英語劇連盟

 

 

おおおなんかかっこいい...........! なんだこれ?演劇?

しかも学生の英語バージョン.......

Model Productionとか、芸能人の養成学校みたいだな....

でも面白そう....!!

 

昔から英語が好きな僕は大学でも英語を使った活動がしたくてもともと英語のサークルに入ったんです。

確信はありません。けれどなぜか、僕はこの団体に大きな期待を寄せていました。

ここに入れば、きっと何かが変わる。

この団体に所属すれば、僕が本当にしたかった英語の活動ができるんじゃないのか。

そんな気が自分の中でふつふつと湧いてきました。

 

けれど今まで聞いたこともなかった団体なので、正直どんな団体なのかは全く想像もつきません。

興味はあるものの、不安も残っている状態で、

「今いるサークルから逃げられるのであればそれでいいや」

くらいにしか当時は思っていませんでした。

 

 

しかしこの団体が、僕の価値観を根底から覆してくれるほどのすごい団体だったんです。

心の奥底に眠っていたはずの歯車が、再び動き出す音がした瞬間でした、、、、

 

→その2に続く

 

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