「好きなことで、生きていく」これができる人はもはや才能
「好きなことで、生きていく」
よくYoutubeのキャッチフレーズやブログとかで目にする言葉です。
ツイッターなどでも、「自分が楽しいことを仕事にできなければそれは人生じゃない」といった、いまの時代の象徴とも取れる言葉を毎日目にします。
令和の時代は、本当に面白い時代が到来したと思っています。
今まで大変できつい仕事を汗水たらして稼ぐことが、社会人としての常識であったものが、いまでは「いかに稼ぐか」を重視して、働くことが正義だった時代からより柔軟に楽しく仕事をするという時代に移行しつつあります。
日本のトップYoutuberヒカキンは4年間スーパーの店員をした後に動画配信をするようになり、最初は好きでやっていた事がいつの間にかYoutuberという職業になって、彼の生計を支える大きな収入源になりました。
いまでは億万長者の如くYouTuberとしてビジネスを成功させています。
僕は、「好きなことで生きていく」ことにすごく魅力を感じています。仕事の姿勢が全て前向きで、自分がやりたいという気持ちをそのままYouTubeにぶつけることができる。そしてその動画を見て勇気付けられたり、人の役に立ちながらお金も稼げる。
現在の大人の職業ランキングでYouTuber が上位にランキングするのも納得です。
しかし、本当に全員が「好きなこと」で生きていけるのでしょうか?
動画配信にしても新スタイルのビジネスを始めるにしても、
それを仕事にしようと思った「動機」が必要です。
確かに辛いことや嫌なことばかりでは人は物事長続きしません。
嫌々やらされる勉強、
ただ辛いだけのバスケの練習、
会社の上司にただ説教されるだけの毎日。
こんな日常を、僕たちは「楽しく生きている」なんて到底言えた話ではありません。
僕はこれなら続けられると始めたものでも、途中で飽きてしまえば結局続けることは難しくなってくるでしょう。
人は仮にどんなに楽しいと思っていても時間が経てば飽きてしまう生き物です。好きなゲームでも最初は楽しくても1000時間くらいプレーすれば流石に飽きます。
そんな中、自分が「これを仕事にしよう」と決めた瞬間から、自分で全て責任を持たなくてはいけなくなります。
好きなことで生活するためには、自分が好きでいる状態を維持する努力が必要なんです。
特にYouTuberは誰に注意することなく、自分で全て管理しなくてはならないのです。
当然好きなことで生きていく上で、やりたくないことも同時にしなくてはなりません。本当に好きなことだけしていたらいずれお金を稼げなくなるし、好きだからといって楽というわけでもないはずです。そして人と違うことで生きる人たちは、全てを自分で責任を取らなくてはならないのです。
だから僕は思います。
「好きなことをして、生きていける人」はとてつもなく才能を持った人たちです。
一見楽なように見えて、裏ではものすごいプレッシャーの中で戦っていることだってあります。安定した収入でなければ、なおさら自分に逃げ場はありません。したくなくても生きるためには頑張らないといけませんから。
「そんな綺麗事が通用するほど社会は甘くない」
「好きなことだけで生きていけるわけがない」
そう言われがちな生き方を選ぶ人たちは、そんな逆風の中でも自分で「好きである」というモチベーションを最大限に高めておく必要があります。
このように
「好きなこと」の為に全力で頑張り続ける覚悟がある人
だけが本当に意味で「生きていく」ことのできる人たちです。
けれど僕たちはいろんな人生の選択肢を持つことができるんです。
せっかくの人生、「好きなこと」に全力で頑張れる生き方を目指して生きましょう。