ひとり最高!人間関係に悩めばとにかく一人になろう!
僕がアメリカに来て約3ヶ月がたちますが、学校の様子を見ているとほとんどの学生が一人で通学していることに気がつきました。
登下校以外にも、学校の移動や食事の時も、半分以上の人たちが1人で行動しています。
これも文化の違いがあるかもしれませんが、僕はこうした単独行動が肯定される世界がとても心地いいです。日本では何かと人と一緒に居たがる傾向がありますからね。
なかなか集団が苦手な人にとって日本は苦労する社会です。これは海外に来てから尚更痛感します。
人の悩の8割は人間関係ではないでしょうか。
特に高校まではクラスが設けられていて、ほとんどの時間をその空間内で過ごします。僕はこういった閉鎖された空間がとても苦手でした。長時間限られた場所で過ごすと閉塞感を強く感じてしまいます。
大学に入るとそうした閉塞感は無くなりましたが、特定のクラスがないと開放感は確かにありますが、ほとんどの学生は誰かと共に過ごしたりします。大学内の食堂は常に集団が占拠している状態で個人で利用すると少々肩身狭い思いをする時があります。
ちなみに席の確保のために自分のカバンを置くのは日本だけらしいです。他国だとありがとうと言う感覚でカバンを盗まれてしまいますからね。日本は安全な国です。
海外の大学生は皆自信に満ち溢れています。全ての行動に堂々たる貫禄があります。
対して日本人はひとりでいることを必要以上に恐れている印象を受けます。
「1人でいると可哀想に見える」
最近はそういった風潮も消えつつありますが、協調と手段意識を持つ日本の文化では根強く残っています。
そんな現状だからこそ逆にお勧めするのが
「自分が無理するくらいなら一人になれ」
と言うことです。
思った以上に一人でいることに慣れてしまえば、今まで感じていた閉塞感や後ろめたさのような気持ちは全て晴れて行きます。
一人だからこそ、今まで見なかった景色に気づくこともできます。
特に集団の生活に疲れてしまったときは迷わず一人を選択することをお勧めします。
一人でいる時間を確保することで、今まで抱えていたことを一度整理する時間を設けることができます。
僕も集団にうまく馴染めず、それでもなんとかその空間に溶け込もうと努力しようとした時がありましたが、全然うまく行きませんでした。ストレスだけがたまり、自分の本来のパフォーマンスを発揮することもできない、そんな環境が嫌で仕方なかったです。
しかし一人で行動できることを知った時、今まで抱えていた重荷が全て取れました。
特にアメリカが個人主義で一人を肯定する社会であることも影響していますが、うまく馴染めない集団にいるより一人でいる時の方が圧倒的に笑顔は増えて行きました。
そして自分を中心にした行動から、新しいコミュニティをまた作ることができ、結果的に一人で行動した方が充実感を大きく感じることができたのです。
今は昔に比べて、集団よりも個の力を求めるようになってきました。
必ずしも全て他人といないといけないわけではありません。
新しい働き方革命も進んでいるこの時代です。
せっかく限られた人生です。短い人生で自分のしたいことを思う存分したいじゃないですか。その時間を自分を苦しめるだけに使ってしまうのはあまりにももったいないです。
最初はそれでも集団に属していた方が人間関係うまくいくと思って我慢している部分が多かったです。しかし結局無理している自分が他人に伝わってしまい、逆に居心地が悪くなってしまう可能性があります。
それならば一度、一人になってみましょう。
一人というのは孤独とは違います。
自分で全ての行動選択権を取れる意味で、一人を楽しむことができるんです。
いろんな悩みやモヤモヤも、一人の時間を作ることでかなり整理されていくと思いますよ。