考えすぎの人必見!思考整理に効果的なたった1つの対処法
神経質な人ほどいろんなことを考えすぎる傾向にあります。
特に仕事関係は自分の周りの人間関係とか。
この世の中は総じて「さあ悩んでください」と言わんばかりの問題を大量にぶつけてきてきます。
その問題に対してどのように解決するか、ということは言わずもがな大切ですが、
そもそも考えすぎてしまう人にとっては考えすぎてしまう行為そのものが悩みであったりします。
有る事無い事をぐるぐる考えていたところで解決なんてできるはずもないのに、無意味な時間を消費してしまう。
今回は、良くないと思っていてもどうしても考えすぎてしまう人に向けて、これをすればすぐに軽減される効果的な方法を1つ紹介します。
考えすぎな人の特徴
まず、どういった人が考えすぎなのでしょうか。
考えすぎといっても、仕事や生活、恋愛によっても状況は様々です。
そこで用意したのが、考えすぎなタイプの人の特徴15選です。
この中で幾つ自分が当てはまるかチェックしてみましょう。
- 一人で抱え込む
- 集中力が高い
- 他人に気を使える人
- 主体的に考えられない
- ネガティブ思考
- 取り越し苦労をする
- ルールに縛られやすい
- 柔軟な考えが出来ない
- 完璧でなくては許せない
- 思い付きで行動できない
- 常に何かを考えていたい
- 自意識過剰
- 被害妄想をしがち
- 神経質なタイプ
- 他者からの評価がすべて
考えすぎる人の特徴・性格と恋愛傾向!考えすぎる性格を改善する10の方法 - 特徴・性格 - Noel(ノエル)|大人の女性の毎日をかわいく、キレイに
この中で、10個以上当てはまると大体考えすぎる傾向が強いと言われています。
皆さんはいかがでしょうか。
僕の場合は8個当てはまったので、そこそこ考えすぎる傾向にあると思います。
時にはじっくり考えてから答えを出すことはとても大切ですが、考えすぎるというのは必要以上に時間と労力を使うので、基本的にはメリットは無いですよね。
では実際に、このように考えすぎる人にとってどうやったらその傾向を直すことができるのか。今回はたった一つの方法をお伝えします。
利き手と反対の手を使う
そう。ズバリ言うと、
「聞き手と反対の手を使って生活する」
たったこれだけです。
この解決策の良い点は、時間をかけた努力や精神論に頼っておらず、今からでもすぐ実行できる事です。
「え、それだけで効果あるの?」
と思う人もいるかも知れません。
実際僕も同じことを考えていました。
けれど冷静に考えてみると、私達は思っている以上に利き手に頼りすぎた生活を送っていることに気づきます。
今まで普通に気を使わずに出来ていたこと、例えば高速でメールの文字を打ったり、箸を使ってご飯を食べたり、歯磨きをしたりなど。
しかしそれを聞き手とは反対の手で動作をすると、ぎこちなく、不便に感じると思います。
この、「不便に感じる」というところがポイントです。
不便に感じる=意識がそちらに使うので、聞き手と反対の手を使って生活することで意識的に手に集中する機会が圧倒的に増えます。
そうすれば、手で作業することへの意識を持つ割合が増え、他の悩みを抱える割合が減るのです。
神経学的に証明されている
そしてこの考え方がなぜ優れているかと言うと、科学的な証明がなされている点です。
利き手の違いは脳の使い方の違いにつながるとされていて、右手をよく使うと左脳が刺激され、左手を使うと右脳が刺激されます。
ニューサウスウェールズ大学・Thomas Denson氏らの研究によれば、聞き手でない方の手を使うことによって左右両方の脳が活性化されることがわかっています。
①情報処理能力の向上
聞き手と反対の手を使うことによって、右脳と左脳を繋ぐ「脳梁」という部分が活性化されることがわかっています。
右脳と左脳が連携されることによって、仕事や物事の情報処理をする力、すなわち「頭を効率的に使う力」が向上します。
②感情の起伏を減らす
精神面での効果もあり、聞き手と反対の手を使うと感情の起伏を穏やかにする効果をもたらします。
カットなって熱くなったり、気分が落ち込むと言ったことが少なくなります。
ニューサウスウェールズ大学・Thomas Denson氏らの研究によれば、カッとなりやすい性格の人に2週間にわたって利き手と逆の手を使うようにしてもらい、感情コントロール効果があることを研究で証明しました。
手で使う動作が多い時に、聞き手と反対の手を使うと気持ちを落ち着かせる効果も期待できます。
まとめ
すぐに実践ができる上に、たくさんの効果が期待できる方法だということが分かります。
アスリート選手やアーティストなども、脳の自律神経を整えるためにも、聞き手とは違った手を使う訓練をしている人も多くいます。
精神面での効果もあるので、うつ気味や気分が落ち込んでいる人にもオススメです。
ちなみに今回の記事を利き手の反対である左手で書き上げました。腱鞘炎になるんじゃないかと思うくらい大変でしたが確かに集中して書くので脳には良さそうです。
ただ、無理にやりすぎるのは注意しましょう笑