empathizeの日記

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オリラジ中田敦彦のトーク技術必見!「売れる」話のうまさとは?

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オリエンタルラジオの中龍彦、彼は今youtubeという媒体を使って、

爆速的な勢いを増しています。

中田敦彦の YouTube大学」として、

2019年4月から時事ネタや歴史などが学べる教育コンテンツを毎日更新されています。

 

人の前で発表したり、物を説明したりもしますが、

芸人という職柄もあるため、そのうまさは桁違いです。

確かに、「芸能人という拡散力」という武器はありますが、

彼だからこそできる「話す力」を存分に発揮しているのです。

 


【経済】5Gで世界は変わる!インターネットが普及した時以上の変革が起きる〜前編〜

 

【最初の導入】

彼の動画を見ればわかるんですが、

最初の数秒で視聴者の心を掴む

ことをしています。

最初の10秒間に

「今回話す内容の要約や、今後どのような話が展開されるんだろう?」

と言った、視聴者の興味をこの数秒で一気に引き込まれているんです。

 

どんなに後半の部分の動画で面白い内容が挟まれても、

大体の視聴者が最初の数秒で、

「これ面白いかも」

と思わすことができなかったらすぐ別のチャンネルに行ってしまいかねないからです。

最初に大きなスケールの話題をぶち込んで、

そこから何でそれが言えるのかという説明を視聴者目線で語っていく。

しかも流れるようなトークで観客を魅了していく。

もう聞き込んでいくのは当然とも言えます。

 


恐怖のアヘン戦争!ラストエンペラーの運命は?近代中国史を中田がエクストリーム授業!

 

【天賦の要約力】

こうした授業の中で、彼はホワイトボードをしているんですが、

どんなに話が膨らんで大量の中身になっても、一枚のボードからはみ出さないんです。

あれだけの膨大な量の説明をしたとしても、一枚のホワイトボードに収め切る。

話が上手い人は、中身をまとめる人がうまいんです。

 

どうしても話すことが苦手だと、

「まずこんなことがあって〜」

「次にこんなことをして〜」

「こういうことがあったからこうなって〜」

という風に文章化すると「だらだら文章」になってしまいます。

彼の場合、大事なことは何回も説明をして

優先度が大きくない話題については省略するか、軽く受け流しているんです。

 

つまりは、話のボリュームに緩急があるんですね。

大事なことは繰り返す、大事ではないことは省く。

この構造は全てにおいて、人に「説明する」上で必須の考え方です。

 

【聞き手との対話】

もちろんこうして人前に立って話しているわけですから、

当然、「聞き手」も存在するわけです。

どうしてもみんなの前で発表するとき、自分が話すことに集中して

他人の反応を置き去りにしてしまうことがよくあるんです。

 

けれど彼は違います。

彼は観客の反応を見て、

「ここをこう盛り上げたら話のつながりが良くなる」

「ここの部分の説明はもっと細かく丁寧にするべきだな」

などの「聞き手」の反応を見て話しているんです。

つまり話の方向性が一方通行ではなく、

聞き手がその話の世界に入っていくように話し手が誘導してあげる

と言ったテクニックを使っています。

 

まるで友人とおしゃべりをしているような、

一人の演説に見せかけて実は聞き手と会話をしているかのように彼は話します。

そうすることで聞き手も気持ちよく話を聞くことが可能になります。

 

このように彼のすごさは単なる芸能人としての拡散力だけでなく、

人に「説明する」という部分で聞き手の意識を最優先にした「話す」を実践しているのです。