辛くなったときに明るい曲を聴くのは逆効果?
苦しいとき、悲しいとき、辛いとき、
人はどんな人でも生活しているそんな状況に遭遇します。
音楽は素晴らしくてストレス解消の役にも立つし、
自分のモチベーションを高めてくれるきっかけも与えてくれます。
京都大学の荒川千登世教授の研究では、
音楽により不安が軽減し、
快のレベルが上昇することが認められた。
また音楽には身体的 ・精神的苦痛の軽 減 ,
もしくは間値を高める効果があると思われる結果を得た。
という結果も得られている。
<音楽の心理的効果と体に及ぼす影響>
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/49406/1/16_89.pdf
しかし実際に、
辛いときにどんな曲を聴くのかにもよって自分の心の状態も変わってくる。
人はどうしても「テンションをあげなきゃ!」と
ノリノリの明るい曲を選んでしまいがちですが、
実はそれは逆効果です。
どんなに曲が明るくてモチベーションが高くなりそうな曲でも、
心が辛い状況だとその曲を聴いても辛くなるだけなんです。
【盛り上がる曲】モチベーション - ワクワク - ハッピー ソング - 陽気な曲 - 楽しい BGM - 明るい 曲 - 動機付け - 快活 - 幸せ - 幸せになる音楽 - 目覚めの音楽 -
こちらの動画は楽しい、テンションの上がる曲の詰め合わせです。
実際これらの曲は聞いていて楽しいし、
実際聞いているとワクワクします。
しかし実際に本当に自分に余裕がないとき、
この曲を楽しむ余力は残っていないんです。
例えば、恋人に振られたという場合、
振られた経験が自分にとってあまりにも辛いときに、
こんな明るい曲を聴いてしまったら余計に辛くなります。
音楽は、自分をわかってくれる存在。
だから自分の気持ちにきちんと向き合った音楽の方が自分にとって響くんです。
【泣けるサントラ】美しく切ないピアノ曲【勉強用・作業用BGM】心にしみる癒しの音楽
トップ画像も綺麗で、少し切なくなる曲です。
まるで自分を代弁してくれるかのような感覚になり、自分の心も癒されます。
音楽は自分の理解者であるべきなんです。
こういった状況に合わせて自分の心の状況にあった音楽と出会えることで、
気持ちの整理ができ、やがてまた立ち直ることができると思いますよ。
つまり、自分の感情にあった音楽を連動させて聴くこと
これが一番音楽を効果的に聞く方法の1つではないでしょうか。
悲しい、辛いときは悲しい曲を聴くと良いというお話は、こちらの著書にも書かれています。
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