新型肺炎コロナウイルス、アメリカカルフォルニア州で1人感染
中国中部・武漢(Wuhan)の市場で発生し、世界中に拡散している。
その恐ろしさは2003年に数百人が死亡した重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルスをも凌ぐ勢い。
BBCの調査によると、2020年1月26日地点で、1000人以上の感染者。1月29日地点で5600人の感染者と、その勢いは止まらない。
日本でもその感染は広がっていて現時点では7人の感染者が確認された。
厚生労働省は28日、7人の感染を確認したと発表。うち1人は、国内で初めて人から人へと感染したことが確認された。この患者は60代の男性バス運転手で、武漢への渡航歴はなかったが、最近同市からのツアー客をバスに乗せていた。
いずれも中国の武漢の地域の人からきた感染で、コロナウイルスは人から人へ移ることを表している。
https://www.afpbb.com/articles/-/3265755?cx_amp=all&act=all
今回の感染で恐ろしいのは、国内外問わず世界中に蔓延するほどの拡散力にあります。
僕が住んでいるアメリカカルフォルニア州にも、1人の中国人患者が感染したという情報が入ってきました。
こちらはアメリカのニュースで見た物ですが、さらに恐ろしいことに、
僕の住んでいる地域から車でわずか10分ほどの病院で治療をしていることです。
文中に書いてあるSouth Court Plazaという大型ショッピングモールもこの日に行ったし、その他にも感染者と比較的近い場所で過ごしていました。
コロナウイルス感染者には非常に申し訳ありませんが、こちらとしても大変心配です。
これだけの拡散力があると言われているこの新型肺炎。
決して我々も例外ではないということを改めて実感させられました。
【マスクが全店売り切れ】
日本だと常日頃からマスクをしている人たちはあまり多く見られますが、アメリカではほとんどマスクしている人たちはいません。
余程の風邪や病気にかかった時しかマスクを着用しない文化です。
しかしそんなアメリカでも、最近のマスクの売り切れが相次ぎ、ここの地域でもその例外ではありませんでした。
特にここに住む中国人は多くの人がマスクを着用し、感染防止に努めています。
今回の一件が普通の事態ではないということをより一層強く感じさせる現象です。
特に人混みの多い地域、他人との接触が避けられない環境(例えば電車やバス)などではマスクの着用を勧めます。
日本でも奈良県在住60代男性が武漢からの来客で感染にかかった事例もあります。
人から人に移るコロナウイルスですから、なるべく人混みには近づかないことが大切です。
【現時点でできる対策】
もちろんマスクの着用は効果的ですが、
やはり大切なのは
・徹底的な手洗いうがいをすること
・菌を体内に入れないこと
当たり前ではありますが、菌がある状態で口に入れたり、目をこすったりと皮膚を刺激したら体内に浸食します。
いつもより一層丁寧に手洗いとうがいをすることが大切です。
あとは、こまめな水分補給を取ること。
何故水分補給なのかといえば、コロナウイルス等を含む感染菌は水に耐性が弱いと言われていて、感染防止効果が見込めるとされています。
拡散力が非常に強い故、「菌をもらわない、菌を移さない」これを徹底する必要があります。
これ以上の被害が及ばないよう、皆さんで出来る限りの対策をしていきましょう。