Official 髭男dism 【Pretender】はあなたに何を伝えたい?
君とのラブストーリー それは予想通り
いざ始まればひとり芝居だ
ずっとそばにいたって 結局ただの観客だ感情のないアイムソーリー それはいつも通り
慣れてしまえば悪くはないけど
君とのロマンスは人生柄 続きはしないことを知ったグッバイ 君の運命のヒトは僕じゃない
辛いけど否めない でも離れ難いのさ
その髪に触れただけで 痛いや いやでも 甘いな いやいや
グッバイ それじゃ僕にとって君は何?
答えは分からない 分かりたくもないのさ
たったひとつ確かなことがあるとするのならば
「君は綺麗だ」誰かが偉そうに 語る恋愛の論理
何ひとつとしてピンとこなくて
飛行機の窓から見下ろした 知らない街の夜景みたいだグッバイ 君の運命のヒトは僕じゃない
辛いけど否めない でも離れ難いのさ
その髪に触れただけで 痛いや いやでも 甘いな いやいや
グッバイ それじゃ僕にとって君は何?
答えは分からない 分かりたくもないのさ
たったひとつ確かなことがあるとするのならば
「君は綺麗だ」それもこれもロマンスの定めなら 悪くないよな
永遠も約束もないけれど
「とても綺麗だ」
Official髭男dism - Pretender[Official Video]
バンドシーンの最前線に躍り出たOfficial髭男dism、通称・ヒゲダン。
月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』の主題歌となったメジャーデビュー曲
「ノーダウト」は YouTube再生数が1800万回を突破、
そんな彼らが、5月15日に最新シングル『Pretender』を発売した。
Apple MusicではリアルタイムランキングJ-POP部門1位、
書き下ろした楽曲とあって、映画の公開と併せて一層の盛り上がりも期待される。
(引用 https://realsound.jp/2019/05/post-361915.html )
気がつけばつい口ずさんでしまう曲「pretender」
この曲のどこに視聴者は心を打たれ、共感したのか。
完全に個人主観で紐解いていきます。
ドラマに続き、映画の主題歌も任せて頂き光栄です。
夢の中で「あっ、これは夢だ。」と気付く事ってありませんか?
自分を騙し切って、夢の主人公を続けたいのに、夢だってまだ気付きたくないのに、叶わない。そんな寂しさと、儚さが、
この映画に隠れているのを見つけた気がしました。そして生まれたのがこの「Pretender」でした。
苦悩と幸せが交錯する、そんな不思議で綺麗な曲が映画『コンフィデンスマンJP』とのコラボで生まれた事が本当に嬉しいです。
https://pretender.ponycanyon.co.jp/Official髭男dismより
この歌詞に込められた「pretender」は、英語で直訳すると「何かのふりをする人」
となります。題名からして「偽善、詐称」の意図が組み込まれています。
これの映画の内容にも絡んできますが、
どんなことにも見るものすべてを信用してはならない
というメッセージが込められています。
単なる二人の関係性の価値観の違い、すれ違いによるものなどではなく、そもそも選択した世界そのものが偽物だったことを謳っています。
「そう願っても無駄だから」という一言が、この歌詞の中の一つのキーワードにもなるでしょう。
誰かが偉そうに 語る恋愛の論理
何ひとつとしてピンとこなくて
飛行機の窓から見下ろした 知らない街の夜景みたいだ
グッバイ それじゃ僕にとって君は何?
答えは分からない 分かりたくもないのさ
たったひとつ確かなことがあるとするのならば
「君は綺麗だ」
人の夢と書いて「儚い」と読む。
夢と気づきたくなくてもそれは叶わないことが何よりも寂しく儚いことだと、この歌詞から伝わってきます。
何が正解で何が違うのかの境界線もだんだんわからなくなってしまう。
そうしていつしか自分を「偽って」でも何かを得たいと思ってしまう、おそらく誰にでも経験したことがあると思います。
何もかも綺麗な理想形で終わらせられるほど、この世界は優しく作られていません。
そういった思いも、この曲には込められているのではないでしょうか。