本当の自分はどこ?自分を見失う前にするべき事
普段生活する上で、私達は何かしらのストレスを抱えながら生活しています。
そして、自分の家だったら素の自分でいられたりしますが、仕事をしたり営業先の方と商談をする機会が多くなると普段の自分では無い自分を演じないといけなくなる時があります。
いくら何でも、周りが見られている中で全部素の自分である事は難しいです。とりわけ会社のマナーであったり、人と円滑に接するために自分が制御しなくてはならないことは沢山ありますし、実際僕も正社員でなくても派遣社員やバイト、学校とかでもそういう場面に出会います。
本来の楽にいる状態でいられる自分とは逆に、そう言った「偽りの自分」を演じなくてはならない時があります。
特にテレビで活躍している芸能人や、アナウンサー、俳優などは特に、求められている人物像に自分が合わせていかないといけないため、よりストレス度は高くなるといいます。
女優さんやアナウンサーに多くありがちですが、どれが本当の自分かがわからなくなってしまいパニック障害になったり、過度のストレス障害などの重病にかかってしまうケースがあります。
これは単なるメンタルの問題だけでなく、一種のアイデンティティにも関わる事で、そういう曲面になった時こそ自分の存在を自分で労ってあげなければならないと思います。
正直言って、僕はその環境の中で求められる人物像または人格を作る事がとても苦手です。
難しいと言うよりは、無理に自分を変えてしまわないといけない環境そのものがあまり好きではありません。
色々世間体や集団意識に気を配らないといけないのは言うまでもありません。そして自分の立場を忘れて自分の気ままに行動していたら、特にこの集団社会の日本では居場所がなくなり、自分が今度は苦しくなってしまいます。
だからそう簡単にこの問題を解決することはできないのです。
だから僕は、「環境を変える」事ができない状況に対しては諦めることにしました。
自分がいくら考えても周りの環境が変わることは無いし、それに労力を費やしたところで何か問題が解決できるわけではありません。
むしろ、
そう言った偽りの自分を演じて疲れた場合、
自分だけの時間をとにかく大事にする
ことに意識を向けるようにしました。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、心の余裕が無くなった時に意外とこの事を忘れてしまいがちなんです。
僕は何か事が起きた場合、その感情を1人になって本来リラックスする時間でもずっと考え込んでしまう傾向にあります。
ある程度「割り切って」行動しなければ、1番犠牲になってしまうのは自分です。周りはそこまでフォローはしてくれません、自分の身は自分で守らないと。
仕事とプライベートを時間で分ける様に、人間関係においても集団と個人を分けて生活しないと大変です。
勿論その環境が自分にとって居心地の良いものであるならば、それに越したことは無いのですが、時に自分にとってキツい環境に身を置かれることだってあります。と言うかありました。
そんな時こそ、
何とか自分あの環境乗り越えてよかったね
と、頑張った自分を労ることも大切だと思います。
今は比較的自由で心の状態は安定しています。だからこそもしまた似た様なストレスを感じる時が来たら、自分を見失うことのないように努めていきたいです。