桃太郎電鉄から学ぶ「スマート」なお金の稼ぎ方
皆さんは桃太郎電鉄というゲームを知っていますか。
桃太郎電鉄、略して桃鉄とは、鉄道会社の運営をモチーフにしたボードゲーム形式のコンピュータゲーム・テレビゲームシリーズです。
様々な都道府県にある会社の物件を買うことで、誰が一番多くの資産を築き上げることができるのかを競うゲームになっています。
よってこのゲームはどんなに借金を抱えることはあってもゲームオーバーはありません。
最大資金は99兆9999億9990万まで稼ぐことができます。
そんなビルゲイツよりも稼ぐことが可能な世界で、桃鉄のゲームを始めるとほとんどの人が正常なお金の感覚が狂います。
この桃鉄の面白さは単なる巨額のお金を稼ぐことができるだけでなく、ゲームを進めていく中でとんでもない借金に見舞われたりとんでもない災害、逆にカードを使用して一発逆転するなど、最後まで何が起きるか全くわからない仕様になっているからです。
今回はその桃鉄からどうしたらうまくお金を稼ぐことができるのかについて見ていきましょう。
1、相手の行動を視察する
いくらゲームといえど、稼ぎ方のコツは現実社会と似ている部分が数多くあります。
特に桃鉄では相手が全員敵として戦うので、会社同士での争いが絶えないのです。
桃鉄の中に登場する「カード」を使って、相手の持っている所持金を全て奪ったり、相手の行く手を阻むことをしたりできます。その種類は数多く、妨害系から自分の会社を救うカードまで、その用途は多彩です。
使うカードを一度間違えればたちまち相手の会社の思うツボですし、常に相手が何をするのだろうということを想定した上で自分の行動を決めないといけません。単純に自分のお金を増やして会社を立てれば良いというゲームではありません。
実際の社会でもここまで露骨ではないせよ、桃鉄のように会社同士での争いは存在します。
お金を稼ぐのもそうですし、実際に会社を立てる時もこれくらいの資本金で収益はどれくらいになるか、などといったお金の駆け引きはこの桃鉄から学べることは多いです。
【TAS・コメ付き】【桃鉄16】TASさんが最大総資産差ハンデで100年目3月を迎える
ちょっと極端な例ですが、最後の月で資産がとんでもない額からスタートしたとしても、カード1枚の使い方次第でこのように一気に逆転することも理論上可能です。
せっかく貯めたお金がもう目前まで迫ったゴールを前にしてこのようなどんでん返しも存在するのです。これは相手がTASなので確かにここまで綺麗に行くケースも珍しいですが。
ちなみに僕はこのキングボンビーと呼ばれる貧乏神のビジュアルが苦手です。
なんというかこう、もはやホラーですよね。
この貧乏神はプレーヤーにいたずらをしてお金を捨てたり高額物件を無理やり買ってきたりします。
その中でもキングボンビーは最悪で、軽く億を超える金を捨てたり、持っている物件を全て捨てるなどの非道をしてきます。
いかにこのようなボンビーからうまくかわし、自分の資産を傷つけられないかを常に考えておく必要があります。
2、お金を使う方がお金が貯まる
お金を実際に使うよりも、お金を貯金した方がお金は増えて行く人は多いでしょう。しかし実際はお金をうまく使えている人の方がお金を貯めるのが上手い人の方が多いのです。
お金をたくさん使う人、特に自己投資にお金を使う人はその使った分のお金をまた稼ごうと思います。そうしてどんどんお金を多く稼がないといけない思考になり、結果として資産は増えます。
逆に全くお金を消費しない人はお金が減ることはあまりありませんが、お金が増える機会も減っていきます。自分にはある程度のお金をすでに持っているため、これ以上お金を増やそうという気にどうしてもなりにくい。かといってお金をたくさん使おうという気にもならない。
お金の仕組みは、お金を使って初めて動き出すのです。
ですので、お金をたくさん持っている方が良いとは限らないのです。
現実社会でもあまりのお金をたくさん持ちすぎていると税金がかかりすぎてしまうこともあるように、多ければ多いほど良いとは限りません。
ゲームと現実を一緒にするのはあまりよくはないかもしれませんが、お金の貯め方を考える機会をこの桃鉄は与えてくれます。
3、まとめ
貧乏神がついたようにうまく稼げないことも多く現実では存在すると思います。
この桃鉄のように簡単にとはいきませんが、ずっと最後まで借金で終わらすことは決してないかとも思います。
人生何が起きるかわからない
ということを教えてくれるようなゲーム、それが桃太郎電鉄です。
いい意味でも悪い意味でも可能性を感じるゲームですよね。特に億万長者になれるときはとても楽しいです。
100年プレイをした時に、最終的に自分がいちばんの資産家になれるようなお金の稼ぎ方を、ゲームでも現実でも学んでいきたいですね。