褒めすぎることが逆にあざといという理論
上の画像を見てください。
こんな感じでいつも容姿や見た目を執拗に褒めてくる人とかいませんか?
「そのネックレスめっちゃおしゃれ〜どこで買ったの?」
「いっつも髪サラサラなんだけどすごくない??」
「そのスマホの柄超かわいい〜〜♡」
「え??そのアイシャドウめっちゃいい!!やばいね!!」
すみません、何か会話のほぼ全てが女性っぽくなってしまいましたね、、、
僕は女性にトラウマでもあるんでしょうか笑
確かに「相手を褒める」ことでお互いが心地よいと感じることができます。
一方で、これでもかというレベルで褒めちぎるいわゆる「褒めの押し売り」みたいなことをしている人もたまに見かけます。
こんなにいつも褒めていてもし何かあったら、逆にものすごい勢いで悪口を言われそう・・・
こういった逆の心配をしてしまうかもしれません。
今回は「褒める」本質について、どうしたらお互いが心地良い「褒める」になるかを考えて見ましょう。
【その褒めるは本心か、手段か】
そもそも他人を褒めるというのは、相手が何か優れていたり自分にとって尊敬できる何かを持っているからです。
また、「この人ともっと仲良くなりたい」という気持ちから自然と褒め言葉から始まることが多いでしょう。
本当に他人の気持ちが良くなる「褒める」とは、その根本の部分いわゆる本心から褒めたいという気持ちになっているからです。
逆に、本心ではなくその人との関係性を保ちたいがゆえに建前で褒める行為はいずれバレます。
どこでその褒めるが嘘なのかを見抜けるか。
それは目の動きや、顔の表情、声の厚みからです。
本当に気持ちが高揚している時には全て「温かいエネルギー」が充満していますが、褒める行為を手段化している人たちの顔は筋肉がほとんど動いておらず、目が笑っていません。そんな見え見えの嘘をつかれたところで、なんかバカにされたような気持ちになってきますよね。
はっきりいうと、男女問わず口先だけの言葉は本人に全く響きません。
うわべの関係の口先のほめ言葉よりも、本当に認めてもらえる喜びの方が、聞いている側からしても心地よいですよね。
【褒める行為に見返りを】
これは一番やってはいけません。
たまにTwitterのいいねやインスターのフォローなどで、
「私はいいね押して褒めたんだから私のことをもっと褒めてよ!」
みたいに褒める行為の見返りを求めている人。
褒め言葉にあざとさ、煩わさがにじみ出て、厄介なことこの上ありません。
僕の経験では、最初はその人のことを褒めちぎっていたのに、途中から相手が疲れて少しそっけない感じの態度を取られてしまっただけで、
「あいつまじノリ悪くない?こっちはめっちゃ寄り添ってあげてんのにさ!」
みたいな謎の逆ギレをかましてくる人がいました。
いやあなたがどう考えても原因でしょ、、、
褒めるといっても向こうからしたら褒めることを求めてもいないのに勝手に一方的に褒めておいて勝手に加害者扱いしてくるタイプ。
残念ながら一定数はこういった見返りを過度に求める人間もいるのです。
承認欲求の使い方を間違えたパターンですね。
褒めるといっても、そのペースや口調、雰囲気もとても大事になってきます。
このことを心理学では“ペーシング”といいます。
相手の声の大きさや話すスピード、呼吸や表情などの調子を合わせることによって親和性が高まり、信頼関係を築きやすくなるんです。
お互いがちょうどよく関係を気づける心配りを褒める行為においても関係しています。
【褒める事の本質を忘れずに】
褒めることは基本的にいいことですが、相手を逆に不快な気持ちにさせてしまう側面も存在していることを忘れてはいけません。
プレゼンスコンサルタント®の丸山ゆ利絵さんのNGな褒め方によれば
1、本当はそうは思わないのに褒める
2、外見ばかりを褒める
3、相手のペースにお構いなく褒める
4、上から目線で褒める
5、過剰な褒め方をする
6、褒めながら暗に自分への賞讃も要求する
7、何かと比較して褒める
の7つです。
引用:好かれる人は絶対にやらない!相手を不快にさせる「NGな褒め方」7選 | Precious.jp(プレシャス)
褒める行為の中にも、相手が本当に気持ち良くなっているのか、お互いが幸せな気持ちになれるかどうかを一度考える必要がありそうです。
もし自分の周りにこういった褒め方をしている人、あるいは自分でも気づかずについやってしまったと感じる人は、この記事を参考にしてもう一度褒める事の本質を考えて見てはいかがでしょうか。
こんなにためになる記事書いたんだから褒めて褒めて!!!←((殴