empathizeの日記

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「友達100人できるかな」実際どう作る?

小学校入学式、

かなり昔のことなので記憶も曖昧な部分もありますが、

学校の担任の先生が一枚のテープを持ち込んで

とある曲を一緒に歌いましょう

というコーナーが授業内でありました。

その歌がこちら。「一年生になったら歌詞」の画像検索結果

一年生になったら
ともだち100人 できるかな
100人で 食べたいな
富士山の上で おにぎりを
パックン パックン パックンと

一年生になったら
一年生になったら
ともだち100人 できるかな
100人で かけたいな
日本中を ひとまわり
ドッシン ドッシン ドッシンと

一年生になったら
一年生になったら
ともだち100人 できるかな
100人で 笑いたい
世界中を ふるわせて
ワッハハ ワッハハ ワッハッハ

 

 皆さんも昔、小学生時代に歌った記憶はありませんか?

そう、これは「まど・みちお作詞/山本直純作曲」の

「一年生になったら」という曲です。

一度は歌ったことがある非常に有名な曲です。

 


一年生になったら

 

ですがこの歌にはたくさんの都市伝説があるとして一時期有名になりました。

「富士山の上で食べるおにぎりをとあるのに

自分足したら1人いないじゃん!残りの1人はどこ行った??」

「そもそも子供達が富士山全員無事に怪我なく登れるってどんな一年生だ・・・」

と行った、現実的な観点で鋭い指摘をする人がこんな話題で盛り上がっています。

 

しかし今回僕が注目したいのはそこではなく、

「そもそも友達100人ってどうやって作ればいいの?

ということです。

 

子どもの頃は「友達になろう!」「いいよ!」

の二つ返事で友達ができたりはしていましたが、

成人迎えた一人の大人が、

「じゃあ今から100人の友達を作ってください」

と言われて簡単に作れるものではありません。

というか子供達でも難しい気もしますが・・・

 

小学生、中学生、高校生、大学生、社会人と、人は皆時を経て成長していくにつれて

友達を「限定して固定化していく」傾向にあると思います。

昔はいろんな種類の友達がいたのに、いまではいつもこのメンバーで固まっている。

というように、自分の周りを中のいいメンバーで固定し、

その領域から出ようとしないんです。

だってここのほうが居心地がいいから。

そう感じている人は少なくないでしょう。

 

けれどそれでは人は進歩しません。

新しい環境に身を置いた時に、うまく対応していく力が身につかないから。

 

人はいろんな種類の人と触れ合うことで刺激し合い、

お互いの価値観を理解し、

成長していくのです。

 

この曲はまさに、

「いつもの友達以外の友達とも仲良くしなさい。」

という意味が込められていると考察します。

だって100人ですから。

100人でいつもつるんでいるグループなんて見たことないですよね。

 

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ただそれでも100人という数字はあまりに多い。

でも実はこれって、全ての領域で100人作れという意味ではないように思えるんです。

僕はこの友達の作り方を、

「10×10人」

という掛け算方式で考えると友達を作るハードルが下がる、と考えます。

数学の授業で習った

「x軸、y軸」をグラフ化したもの

と考えてもらったら話は早いです。

「x軸 y軸」の画像検索結果

x軸は友達の人数を表して、

y軸は友達の種類を表します。

友達といっても、

  • 読書が好きな友達
  • 一緒にバスケットをする友達
  • 一緒に仕事する仲間
  • 帰りの飲みで語り合える友達
  • クラスなどが一緒でいつも会う友達

色々な「友達」と種類があります。

 

そんな中で100人の友達をもし作るのであれば、

「10種類のタイプの友達をそれぞれ10人作ろう」

と考えると、いろんなタイプの友達が自分をバランス良く成長させてくれる存在になっ

てくれるはずです。

一様に似たタイプの友達を仮に100人作ったところで、

それは単なるオフ会みたいな感じで、

本当に友達と呼べる存在ではなく知り合いで終わってしまいます。

 

だからこの掛け算方式でより立体的に自分の周りに友達を作っていくことで、

本当の意味で友達の大切さが学べる。

まどみちおさんはこのような狙いがもしかしたらあったのかもしれませんね。

 

 

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