empathizeの日記

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一人の友人の言葉から学ぶ、留学の”価値”とは

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現在僕は、アメリカのカルフォルニア州立大学に長期留学をしています。

カルフォルニアは通年気候に恵まれ、豊かな自然に囲まれているので、

勉強する環境としては最適な空間となっています。

 

その中で自分たちは「International Student (国際学生)」として、

様々な国の人たちと一緒に勉強する形です。

国際的にも英語レベルは高く、

特にサウジアラビアの人たちはとても積極的に発言をする傾向にあります。

日本人が初めてクラスに参加したら、クラスの発言量に圧倒されるかもしれません。

 

そもそも、留学をするときに、何を目的として参加しているのでしょうか。

というのも、僕が参加しているプログラムには、

学生だけでなく、社会人も数多く参加しています

3年間仕事をして、キャリアアップのために参加している人もいます。

 

留学に来ている人たちの目的は様々です。

外国人とより多く話すことだったり、

より高レベルの授業を受講するように勉強したり、

インターンで実際に海外の企業で仕事ををしたり・・・

 

様々なコースを自分で選択できるのもこのプログラムの良さです。

 

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しかし、そんな僕でも少し気になった点があります。

それは、学校にいるときずっと日本人同士で固まっている人がいることです。

 

確かに目標や目的は人それぞれ、どんな授業や人と接するのかは個人の自由です。

そこに関して他人が何か言う権利はありません。

ただ、日本人とばかりずっとつるんでいる人を見ると、

「この人たち何しにきたの?」

と思わざるを得ないわけです。

 

なぜなら留学の中でもアメリカは特にお金がかかり、

期間にもよりますが数百万円はかかります。

学生には当然支払える経済力はありませんから、

親に頼んで出していただく形がほとんどでしょう。

 

だからこの留学に参加する上で、学ぶべきことはたくさんあるわけです。

それを日本と変わらない生活をするのは、あまりにももったいないと感じてました。

せっかく数百万出してきた留学にそんな時間の使われ方をしたら、多分親泣きますよ。

自分はそんな生活はしたくないと決心していました。

 

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【とある友人との話】

僕はこの留学をする中で一人の友人に出会いました。

その友人をS君としましょうか。

S君は大学でバスケをしていて、

授業終わりにたまに一緒にバスケをしたりする仲です。

ただ授業が午前と午後で別れているので、

一緒に居られる時間は必然的に少なってしまいますが、、

 

S君はクラス的には初級クラスで、

「英語に長けているわけではない、話すことは苦手だ」

と本人は言っていました。

周りのレベルが高いこともあり、

英語がうまく話せないことに対して引け目を感じていたそうです。

 

しかし彼は、「常に挑戦する意志」を持って居ました。

自分の持っている知識や経験を使ってできる限りの能力を生かす。

それが日常生活でも全面的に反映していたんです。

 

S君はバスケットが得意で、

一緒にバスケをする外国の友達に一生懸命英語で自分の意思を伝えることをしていたんです。

そしたらある日、S君と二人のドイツ人とバスケを通じてとても仲良くなりました。

実際に会話の量は限られていても、バスケでフレンドリーなプレーを心がけていたら、

お互いに心を次第に開いていったんです。

お互いのプレーを褒め称え、お互いのバスケに対して高め合える関係性になりました。

 

 

彼の積極的な姿勢が、この結果を生み出したのです。

 

そこから毎週そのドイツ人とS君は合うようになり、インスタを交換し、

SNS場でもコミュニケーションを取れるようになりました。

もちろん会話は英語なので、S君にとって挑戦だと思いますが、

そんな中での持ち前の姿勢で積極的に連絡を取り合う仲に。

 

その数日後、ドイツ人の女性の友達にパーティーに来ないかと誘われました。

すごい展開ですよね、人とのつながりの大切さを痛感させられます。

 

そのパーティはS君と日本人の1人の友達、そして男女合わせて計6人のドイツ人の友達と行われました。

その時間は本当に夢のようで、もちろん英語の勉強にもなったんです。

みんな優しくて、S君の英語を親身に聞いてくれて、彼も心底嬉しかったと話していました。

 

S君は僕にこのようなことを伝えてくれました。

 

僕のように英語ができない人は多いと思う。

だからこそこういったバスケを通じてのようなコミュニケーションの取り方もありだと感じた。

もちろん英語が話せる人の方が可能性が広がって楽しいと思うけど、

でも英語ができないのは他の人も同じ。

関わり方によっては他国の人でも興味を持ってくれる。

できないからっていつまでも縮こまないで最初の一歩を踏み出して欲しい。

 

僕も英語が堪能ではないので、このS君の言葉は非常に刺さりました。

彼の言葉から、英語が苦手と感じている人に対しての励ましをもらい、

同時に、留学の本当の「価値」を学んだ瞬間でした。

自分から行動することで、留学はどこまでも面白い未来が待っているんです。

 

ちなみに、仲良くなったドイツ人はもうすぐ帰国してしまうらしく、S君はとても寂しがっていました。

なので最後に白桃大福を最後にあげて、ドイツ人たちはとても喜び、SNS場にあげてくれたんです!

なんともうっとりする話ですよね、、、

 

 

S君の話をきっかけに、改めて留学をすることの意味を考えさせられました。

単純に留学は英語を勉強するだけの場ではないのです

こうして異国の地で、様々なドラマを自分の肌で体験し、それを行動することでモノにする。

 

生活も含め、自分で動いたからこそ新たな発見がある。

本当に留学はどこまでも楽しくもできるし、つまらなくもできる。

でも、自分から行動する意欲を持たないと、全てが始まらないのです。

その大切さをS君から学びました。

 

こういった人たちの話を参考にしながら、

これからの留学生活を「価値」あるものにして行きたいです。

 

 

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