empathizeの日記

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「笑顔っていいなあ」アメリカ人がいつも笑顔な理由

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僕が早朝に散歩していた時のことです。

朝の公園周辺は人も少なく散歩やジョギングをするには最適な場所です。

日本でもそうですが、アメリカでも朝に軽く汗を流して健康的な生活を送る人は多く見かけます。

けれど、日本では知り合いや何か用事があるとかでない限り、知らない人に挨拶はなかなかしませんよね。

 

朝に散歩をするときに、僕は大抵の現地の人に

「こんにちは」

「いい天気ですね」

と笑顔で挨拶してくれます。

こうして挨拶してもらえるとこちらでも気持ちがいいですよね。

 

確かに挨拶だけならば日本でもそういった光景はたまに見かけます。

しかしアメリカでは朝にも関わらずその日一番のスマイルで挨拶をしてくれます。

よくそんな早朝から頬の筋肉がここまで動くものだと感心させられました。

 

「笑顔」はいろんなときに人をつなげてくれる最高のアイテムです。

仮に知らない人であっても、笑顔で挨拶してくれたらこちらも自然と挨拶を返す。そして軽い会話が始まり、最後には友達になっている。

彼らは本当にコミュニケーションの取り方がうまく、言葉以外でも体全体で自分の気持ちを表現しています。

 

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そもそもなんで、こうもみんなが笑顔なのでしょうか。

アメリカ人は知らない人に向けても差別なく人に笑顔を向けることが多いです。しかもアジアの人に比べ、笑顔が大きく、口角がぐっと上がっていて目尻にシワが寄っています。

よく首脳会談でアメリカの大統領と中国の主席を見ても、アメリカの方が大きな笑顔を示していることが多いですよね。日常でも国家でも地域によって見せる笑顔にはいろんな種類があります。

どこでもお互い笑顔は見せるものの、その笑顔の種類は違うんです。

 

 

僕は今アメリカの大学に留学していますが、「教師と生徒」の笑顔にも特徴があります。

アメリカでは基本的に生徒よりも先生の方が大きな笑顔を見せます。それはアメリカの方は大人数の集団をまとめ、みんなの中のリーダーであるということをアピールするためとして大きな笑顔を示すことがあります。

対して日本は先生で生徒より大きな笑顔を見せるかと言われればそうではありません。先生の威厳を見せるためにあえてこわばった表情する先生もいますよね。アメリカではそういうことをする先生はいません。

日本では社会的に立場が上の人の方が笑顔を見せることは0ではなくとも、多くはありません。

 

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ここまで笑顔に違いが見られるのにはアメリカが歩んできた「歴史」に大きな理由があります。

アメリカは元々は移民国家で、アメリカの移民人口は世界で一番多く、2015年では4663万人でした。(参考:世界の移民人口告別ランキング)

ヒスパニックを始め、アジア、インド、黒人、白人様々な人種からなる多人種な構成で成り立っています。

そうなると、たくさんの人種が一つの国にまとまった時に、コミュニケーションをとることは容易ではなかったと思います。笑顔は人を幸せな気持ちにさせるためだけでなく、他人に対して「敵対心」を持たせない効果もあります。

お互いの信頼関係が成り立った上で会話が成立します。その為の掴みとして、「笑顔」の上で円滑のコミュニケーションを図ることは非常に大切になります。

 

「笑顔」をはじめとした非言語コミュニケーションを第一に。

これが、アメリカをここまで笑顔の国として信頼を強く築いてきた所以であると考えます。

人と会話する時、アメリカ人はいかにうまく会話できるかというスキルはあまり必要としていません。

この人と話していて楽しいと心から思えるために、たとえ知らない人でも「笑顔」を見せることは非常に大切になってきます。

言語の壁でうまくコミュニケーションをとることが難しいからこそ、笑顔を多く見せることはそこに調和をもたらしてくれるんです。

 

是非皆さんも人と接する時には、時に笑顔を心がけて見てはいかがでしょうか。

 

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