コミュニケーションって誰のためにある?
よく企業で求められるスキルランキングで一位に躍り出るのが、
「コミュニケーション能力」
下のデータをご覧ください。
東洋経済オンライン新聞の「2017年新卒採用徹底解剖」のデータによると、83%という圧倒的な数字でコミュニケーションスキルが必要だということがわかります。
この圧倒的な数字は正直誰がみても明らかですよね。
まさかの異文化への理解力が5%担っていてグローバル精神はどこに言ってしまったんだと思いかねないかなり極端な数値になってしまっています。
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企業でも実際の生活でも「会話力」というものを非常に意識を置いているいまの時代で、もし自分にコミュニケーション力に自信を持てていない人たちがこれをみたらどう感じるでしょうか。
「俺社会で生きていけないやん╰(*´︶`*)╯♡」
少なくとも僕はそう感じました。
"他人との上手な距離感を保ちつつ自分の存在価値をコミュニケーションというツールを通して人間関係の構築を確固たる物にしていく....."
いや無理無理無理無理無理!!!!
そんな言われてすぐに自由自在なコミュニケーションできていたら今頃抱える悩みはいまの10分の1とかになっていると思います。
言葉で言われてはいわかりましたって言ってできるほど簡単ではないです。
そんな残酷な現実を数字で語らないでくれとこのデータを見て感じました。
今回は就活における「コミュニケーションスキルの高め方」についてお話ししたいところですが、あいにく私は就活の経験はおろかインターンにも参加していないため、そんな大きな課題について語ることはできません。
ですので今回は、
「そもそもコミュニケーションって何のために誰のためにあるのか」
このことについて考えて見ましょう。
【コミュ力の定義】
当然の話ではありますが、
と言った短絡的なイコールでは結ばれないことは皆さんもご存知かと思います。
ただ意味もなくイケてる感だして
「俺めっちゃいろんな人にもアポとか取れるから卍」
みたいな人はむしろコミュ障です。
そんな人材は企業も欲しないことは就活経験のない僕でもわかります。
しかし誰かと生活を共にしたり仕事をする上で、他人とコミュニケーションをとることは必要不可欠になります。
先ほどのデータの2位が「チームで働く力」と書いてあるように、コミュニケーションを通じた「協調性」という力が同時に求められていることがわかります。
日常会話でも同じです。
人と会話する「リズム」が、お互いのペースを合わせることで互いに会話を楽しむことができます。
一人だけ突っ走って、
「私はね!今日ね!こんなことがあってね!」
みたいな感じの人を見ますがこれは会話ではなくてTwitterです。
コミュニケーションの一番のポイントは、
「お互いが楽しめる会話になっていること」
これが重要です。
【コミュニケーションの行方】
ではそのコミュニケーションは誰のためにあるのでしょうか。
よく集団の中にいると、みんなといい関係を取るためという感じに、視点が「外」に向いてしまうことが多い気がします。
けれどコミュケーションとは本来他人のため、集団のためにするのではなく
あなたが一番楽しむためにあります。
自分が会話を楽しめない環境でコミュニケーション云々の話を持ち出されても全く身につかないのです。
コミュニケーションを上手にすることで人生が豊かになる。
他人が豊かになる前に最初に自分が豊かになれる。
自分が満たされた気持ちになれるから相手もその気持ちを分けることができます。
自分に余裕が全くない状態でコミュニケーション向上の期待をしても限界があるのです。
お笑い芸人とかでも相手を喜ばせる前にまず自分たちがどれだけ満足した会話を作り込むことができるか、それが素敵な漫才にもつながっていくわけです。
自分たちの大切なコミュニケーションを忘れてお客さんたちを笑わせることはできないでしょう。
【終わりに】
コミュニケーションは「しないといけない」という強制された存在では決して成長することはできませんし、むしろ自分がどんどん苦しくなっていくだけです。
コミュニケーションを取ることの意味として大切なのが、
1、まず自分が会話を楽しいと思う。
2、その楽しさを他人と共有する。
3、そしてコミュニケーションのあり方を学ぶ。
これらの順番があってこそ、人はコミュニケーションを通じて成長していけると思います。
自分が話したいことを話せる仲間を作ることが、実はコミュニケーションを育てる一番最初のステージに立っているのです。
コミュニケーションを上手に使って、仲間と素晴らしい思い出を作って行きましょう。
そんな仲間を見つける方法、過去の記事にて掲載しました。
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