物事うまくいかないときは「オセロ」を思い出そう
皆さんは「オセロ」をしたことありますか?
誰しも子供時代に一度は遊んだゲームですよね。
小学校時代に「オセロクラブ」に参加していてよく友達とマッチしていたのを思い出します。
オセロ強い人って本当に終盤あたりの怒涛の巻き返しがすごいですよね。一気に白から黒になっていく様をみてすげえと驚嘆した覚えがあります。
話は変わりますが、人が何かに挑戦して、物事がうまくいかない時、そして不幸が度々連続で起きた時、あなたはどういった感情になるでしょうか。
普通絶望しますよね。
長く不幸続きにいるといまの自分に明るい光が全く見えてこない気持ちになり闇を彷徨った感覚になります。
みんな誰しもそんな気持ちになりたくない、けれどこの厳しい現代社会ではそういった感情になることは度々登場します。
今回はそんな時の気分になったときに、「オセロ」という言葉を思い出して欲しいんです。
何が言いたいか全くわからないとおもったそこのあなたはチャンスです。みんなが知っているオセロから、自分の人生を自信持って生きることのできる存在になってくれますよ。
【序盤は黒が優勢】
それではオセロを自分の人生にしたときに、
・自分にとっての幸せを表すのが「白」
・自分にとっての不幸を表すのが「黒」
と定義づけましょう。
オセロのルールでいえば、自分の持ち札は白とします。より多くの白をとれば自分の勝ち、人生においてよりたくさんの「幸せ」を手に入れた人が楽しい、という意味です。
本当にオセロが強い人は見ていてよくわかるのですが、作戦上「序盤はあえて黒をたくさん取らせておく」ということをします。
なぜ最初に黒をたくさん取らせておくのかといえば、
序盤に黒が多ければ多いほど、後半にひっくり返せる枚数が減ってくるんです。
これは自分の人生においても同様です。
学生時代などの比較的若い世代に幸せな思いやいい気分をたくさん味わうと、その喜びは歳を重ねていくごとに少なくなってしまいます。早くに成功を経験したことによって、次第に「これが普通の感覚なんだ」という成功の気分を当たり前だと思うようになっていきます。
けれど人生そんな甘くありません。人は必ず幸と不幸を繰り返します。
人によって違うのは、その周期が幸せが先にきたか、不幸が先にきたか。
極論、ただそれだけの違いなのです。
そしてずっと息を潜めていた「白」が後半になった途端に急な巻き返しが始まります。これが「黒」と「白」が逆転する瞬間です。オセロにおいて最初から最後までずっと優勢でゲームを終わることは、オセロが上手な人にとってはありえない話なのです。
【オセロの4角を取る=人生の転換期】
あくまで一般論ですが、オセロにおいて4角を取ることは勝利するために最も大きな切り札です。ほとんどが4角を取るか否かにかかっているでしょう。(一部のプロは例外もありますが)基本的に、オセロで勝つには4角を取ることが鍵になります。
4角を人生においていうならば”自分を変えるビッグチャンス”のことを意味します。
いくら最初に黒が優勢でほとんどの数を黒が占めていても、4角を取りさえすればたいていの試合は形勢を逆転することができます。
逆にいくら序盤に白を取っていても4角をしっかり取れなければ最終的に勝つことはできません。
最初から負けていて4角も取れなければ本当の意味で大敗北です。
今不幸が続いて苦しい時期を乗り越えるためには、
自分にとっての大きなチャンスが舞い降りてきたときにしっかり掴み取れるか
ここが一番のポイントです。
オセロにも「局面」が存在するように、人生にも同様の局面が存在します。
しっかり自分の成功をつかむことができる人は、こういった「局面」をきちんと把握している人達だと思います。
その転換期に自分を変えることができるから、オセロでも人生でも逆転する作戦を作ることができるんです。
【おわりに】
有名人や成功者って、幼少期いじめにあったり家庭がすごく貧しかったりと辛い過去を過ごしている人が非常に多いですよね。
けれど最終的には成功を収めることができている。
それはなぜかといえば、
自分にとってのチャンスが転がってきたとき、「局面」になったときをしっかり見据えているからです。
だから今辛くても、その苦しいことが永遠に続くことはないし、チャンスを見逃しません。
成功する人は共通して、辛かった経験を無駄にはしません。
「自分は不幸者なんだ」と悲観するのではなく
「これは自分が成功するための試練なんだ」
と思うことができれば、今ある現状を少しでも前向きに捉えることができると思います。
今不幸が続いて辛いと感じている人、大丈夫です。みんな不幸が続く経験はします。
だからこそ、人生は「オセロ」のようなものと考えて見てください。
黒に塗り固められた今の自分の局面、これから白で場面を覆い尽くしましょう。